8 友達になるなんて、夢に決まってる ページ9
拝啓 前世の皆さん。
私は今、
顔面偏差値極みの推し達に尋問を受けています
リドル｢氷雪の国…。あの北の大国から来たの
かい？珍しいね。｣
｢はい…｣
アズール｢貴方のその体質も氷雪の国では
当たり前のことですか？｣
｢い…いえ…半精霊で
影響を受けやすいだけで…私だけで……｣
アズール｢雪の精霊とは…驚きました。
珍しいこともあるんですねぇ｣
助け…！いや、助けないで…やっぱ助けて！
↑(羞恥と欲望がせめぎあってる。)
リドル｢そうだ。はい。｣
そう言うと、リドル先輩は手を差し出してきた
｢ぇ…えっと…？｣
リドル｢どうしたんだい？友達になるんだし
握手はしないと｣
と、友達！？握手！？
待って待って！いつからそんな急展開になって
たの！？なんかすっ飛ばしてた！？
前世なんて握手しなかったぞ？
リドル｢……出会ったばかりだから仕方ないか。
ごめんね。驚かせて｣
そう言って手を引こうとした先輩の手を
私は素早く掴んだ。
｢あ、…ぇ、その…あの…｣
リドル先輩は驚いた顔をしていた。
私だって勢いのまま手を掴んでしまって
パニック状態だ。
だからこれも勢い発言なんだろう。
｢その…友達になりたくないわけじゃなくて…
あの、あ、握手したこと…なくて…驚いただけで
その…あの…えっと…｣
自分でも何言ってるか分からなくなっていた
どうしよう。と頭の中がぐるぐるとしてきて、
言葉がつまった時だった。
リドル｢フフッ…いや、ごめん。
……そういうことだったんだね。なら改めて…｣
そういうと私の手を握り直すように掴んで
リドル｢よろしく。A。｣
微笑んで、名前を呼んだ。
恥ずかしくって返事はできないけど
その代わり大きく頷いた。
アズール｢よかったですね。
それじゃあ、Aさん。僕も友達として
よろしくお願いしますね。｣
恐る恐る、アズール先輩の手をとって頷いた。
｢よ、よろしくお願します。
リドルさん…アズールさん…｣
リドル｢そんな堅苦しくなくていいよ。｣
アズール｢そうですよ。｣
いや、いつも先輩ってよんでるから
どんな呼び方すればいいのか全く分からん。
まさか二年組になるとは思ってなかったし
呼び捨ては流石に勇気がいるし…
｢じゃ、じゃあ…
リドル…君。アズール…君。で、いいかな。｣
二人は驚いたように目を見合わせて
息をついた後、こう言った。
リドル＆アズール｢勿論。｣
友達になるなんて夢に決まってる。
けど
夢じゃなかった。
9 いざ行かん！部活動見学！！(前編)→←7 自己紹介なんて嫌いだ！
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白雪なる(プロフ) - 夢主ちゃん、可愛いしカッコイイ…、好きだぁぁ(荒ぶり)、お話楽しく読ませて頂いてます！もしかしてですけど夢主ちゃんってアナ雪の子(？)ですか？氷、雪って書いてあったので…、もし違かったらごめんなさい。応援してます！ (2021年3月4日 7時) (
レス) id: 9e7382f731 (このIDを非表示/違反報告)
カド松(プロフ) - 「あ、ロシアだ」（一番最初の方）の顔文字が無意識かもしれないけどロシア君だぁ〜 (2021年2月20日 21時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
もっちり雪見アイスうさぎ(プロフ) - レオンさん» すみません！ありがとうございます！すぐになおします！ご指摘ありがとうございました！ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 15f8b2e042 (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - 16話のリドルのユニーク魔法の名前ってoff with your headだと思います~ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 51967af40a (このIDを非表示/違反報告)
もっちり雪見アイスうさぎ(プロフ) - うわさのまろ子さん» まさかのにゃんちゅう…鳴き声が独特になってしまう…！ (2020年7月14日 20時) (レス) id: 15f8b2e042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちり雪見アイスうさぎ x他1人 | 作成日時：2020年5月22日 2時
