転生したら雪女って溶けるだろ(笑) ……マジで

2　転生先は極寒の地でした。 ページ2

意識が浮上し、目を開ける。

(あれ？こんなことってあるの？)

辺りを見渡そうとしても、首が据わって
動かせない。


ん？
首が据わって動かせない？


それって……

？｢貴方、見て！こっちを見たわ！｣
？｢本当だ！僕がパパだって分かるかなぁ？｣


ははぁ……成る程。

つまり私は転生してオギャった訳ですな？
物理的に？

(いや！中身、高校生の人間がバブ活って
誰得だよ！)
｢あぅあ〜あぅぅーぅあぅ。｣

暫くバブ活ってしんどいわ……







数年後…

この世界に転生して分かったことがある。

｢この世界ツイステじゃんか！！｣
いやハ〇ポタかもしんないけどさ！
魔法が使える、ユニーク魔法がある。
これだけでツイステの世界だって分かるよ！

それは置いといて…

私が生まれ育ったのは聞いたこともない国。
氷雪の国と云う場所だ。
見るからに寒そうな名前してるでしょ？
実際寒い。
私なりに氷雪の国についてまとめた。

・氷雪の国は国土が広く北のほうにある。
(当たり前だよね)
・国土のわりに人口は少なく、中心街は
　北の南側にある。(北の南ってなんだろ…)
・観光客も居ないわけではないが少ない。
・一年中雪が降っている。気温が高い日でも
　１０℃以下。

と云うのが私なりの氷雪の国についてのまとめ

なんか親近感あるなーって思ったら

｢あ、ロシアだ｣(^し^)
つまり、氷雪の国はロシアなんです。


それも置いといて…

じゃあ新しい家族とはどうなの？って思うよね

私もさ、ロシアみたいな国だから
なんか厳しそうな親なのかなって思ったよ。

真逆だった。

父｢Aー！今日も母さんに似て綺麗だな。｣

母｢A。今日もお父さんにモテモテね。｣

はい、この通り。
すっかり溺愛されています。

しかもね、私の新しい親……


めっちゃ顔がいいし、スタイルいい。

好き…

そんな私は親に愛され、
エレメンタリースクールで一から学習し、
この世界でもオタクとして色んな推しに嵌まり
この国の人間？として16歳を迎えた。


そしてとある日、
家の郵便受けから手紙を取り出した。
宛名には自分の名。


手紙の宛先は



　 Night Raven College からだった

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