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そのあと意識を失っていたリドル寮長が目を覚まし、エースとちょっとした仲直りをして、庭を片付けてその日は解散になった。
「全く、人騒がせな寮長なんだぜ」
「寮長も無事そうだし良かったじゃないか」
「次のパーティでは腹いっぱい食べてやるんだゾ!」
「グリムの腹底無しだもんね…」
話題は自然とアリア先輩の方に移っていく。
「にしてもさ〜、アリア先輩?って不思議な人だったよな」
「不思議だったな。さっと手助けに現れたと思ったらさっさと帰っちゃうし」
「今度オクタ寮行ってみる?」
オクタ寮は噂でしかないが"ヤクザ寮"と名高い。どうやら寮長、副寮長が怖いだとかなんだとか…
「気になるんだゾ。行きたいゾ〜!!」
「まぁ、先輩と一緒なら行ってもいいかなってカンジ?」
その日はオンボロ寮に3人+1匹で泊まった。
昨日の騒動もありハーツラビュル寮は休み扱いらしく、巻き込まれた私達も学園長に休みを貰った。
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「ユウちゃん、グリちゃん、オクタ寮行かない?」
朝一番にオンボロ寮のドアを叩いて訪れたのはケイト先輩、トレイ先輩、リドル寮長の3名だ。
「あ、行きます…行く?」
「俺は行くー」
「俺も行こう」
「行くんだゾ!」
制服にそそくさと着替え、そそくさと寮を出てオクタ寮に向かった。
「でも先輩、今日って他の寮は普通に授業なんじゃ…?」
「アリア先輩は訳ありで授業出ないからな、いつでも寮にいると思う。寧ろ他の連中がいない分好都合だ」
リドル寮長が説明し、そういえば昨日もそんな話聞いたな、と思い出す。
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監督生ちゃんは第一章が終わった段階の監督生ちゃんです。ハーツラビュルしか交流が基本的にない状態です。
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徳川(プロフ) - ありがとうございます!名前の変更はこの話自体近々完結する予定なので出来るようにするつもりは無いです…すみません。続編的にフロイド多めに出す話も書こうかなって思ってるのでそちらは名前変更出来るようにします、そちらも読んでいただけると嬉しいです。 (2020年5月16日 12時) (レス) id: a86de972cd (このIDを非表示/違反報告)
リザ - はじめまして!リザと申し上げます!お話思わず全て読みました!とても良かったです!できれば、名前の変更ができるようになったら嬉しいですね! (2020年5月15日 20時) (レス) id: 957f187fe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:徳川 | 作成日時:2020年5月2日 1時