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4話 ページ6

貴「うわ……。高そうなレストラン……。」

着いたのは高級ホテルのレストラン。




格式が高くて私みたいな一般人が行けるようなとこでは無かった。

中「俺だ。」

入口の人は中原さんを見るとすんなり通してくれた。

所謂顔パスか。



貴「あのホントにいいんですか?」


中「何がだ?」


貴「傘を貸しただけなのに、こんな所でご馳走になるなんて。」



中「気にすんな。素直に受け取っとけ。」



席に案内されて座るの窓際はヨコハマが全貌できる所だった。


貴「綺麗……。」


中「だろ?手前と一緒に観てぇなと思ってたんだよ。」


貴「そんな、照れますよ……。」



そんな事を会話していると、高そうなワインとカクテルが机に置かれた。


貴「あ、あの私未成年なんでお酒は……。」



中「あ?大丈夫だ。これはノンアルだ。」


差し出されると私は受け取った。



青紫色の綺麗な色……。


中「ブルームーン……」


貴「?」


中「そのカクテルの名だよ。飲んでみろ。」


そう言われてチビっと口に運ぶと程よい甘さが口に広がる。




貴「美味しいです!」



中「だろ?」



貴「あ、中原さん」


中「なんだ?」



貴「でもなんで私をこんな所に連れてきたんですか?」



チビチビとブルームーンを口に運びながら聞いた。



するとクスリと中原さんは笑う。



中「初めて会った時から欲しかったんだよ。手前が。」









貴「?、あの、それはどういう……っ!」



ガタン




その瞬間急に睡魔が襲い私の意識はそこで遮断された。

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中也しゅき - 中也になにされてもいい✨はぁ〜😍大好き😆💕 (7月15日 17時) (レス) id: 098ad0566b (このIDを非表示/違反報告)
紅月ミレー - ヤンデレ中也様滅茶苦茶最高です(〃・ω・〃) 太宰治様も、滅茶苦茶最高です(〃ω〃) (2022年1月10日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
無気力ラブ組(プロフ) - 続きお願いします! (2020年6月9日 1時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 続き書いて欲しい (2019年9月8日 18時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張って下さい! (2019年8月18日 14時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:moka | 作成日時:2018年9月15日 13時

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