異界から来た迷い犬

39話 ページ41

数日後……。




貴「んー！今日は久々に非番だ！」

休暇を貰って今はヨコハマをブラブラしている。



ここんとこゴタゴタが続いてて中々休めなかったが、今日は1日中遊ぶことに決めた。

パーカーに短パン
スニーカーとラフな恰好だが探偵社にこの格好で行くと国木田さんに怒られそうなのでプライベートでしかこんな格好ができないから新鮮だ。






貴「迷惑噴霧機の太宰さんがいないから今日は気分がいいや。氷菓でも食ーべよ。」









氷菓屋で苺氷菓を買い食べてると、数米先に2人の黒服が何やら慌ただしい様子で誰かに電話をしながらどこかに走り去っていくのが観えた。




貴「あれはマフィアの……。」


氷菓を食べ終えると、非番だって事を忘れ彼等の跡を着いて行った。






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貴「ここは……港？」


尾行をして着いたとこは港の貨物置き場だった。

貴「あ……でも来たのはいいけど、あの帽子の人が居たら面倒だよね……。それに今日は非番だし……。」


色々考えて引き返そうとした時だった。

そう遠くない所から散弾銃や機関銃の銃声が
鳴り響いた。









貴「銃声……っ！」


私は気がつけば走り出していた。

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音のした所に着くとそこはでかい倉庫だった。



物陰に隠れて様子を伺うと






数人の黒服と1人の仮面をつけた人物が対峙していた。

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