14話 ページ16
太｢痛い痛い！襟元引っ張らないでくれ給えAちゃん！｣
貴｢もう！太宰さん！駄目じゃないですか！仕事サボっちゃ！国木田さんにこっぴどく怒鳴られますよ！｣
太｢それは嫌だねぇ。国木田君は直ぐに怒るから。｣
あの後女性にごめんなさいと謝罪し取り敢えず太宰さんを回収することが出来た。
逃げないように襟元を掴む。
貴｢それは太宰さんがいつも怒られる様な事してるからでは？｣
太｢あ、傷ついた、太宰さん傷ついた。Aちゃんが一緒に心中してくれないと癒されない。｣
貴｢もー、分かりましたから取り敢えず帰りましょ！｣
太｢え！？心中してくれるの！？｣
貴｢しません！！｣
_______________
貴｢ﾊｧ……もう太宰さんの相手は疲れる……。｣
退勤して社員寮に帰ろうと帰路を歩いていた。
貴｢国木田さんの苦労も分かる気がするな……。｣
溜息をつきながら歩いていると、
考え事で前を見てなかったから誰かにぶつかってしまった。
貴｢あ、す、すみません！｣
？｢ｺﾞﾎｯ...気を付けろ。小娘。｣
顔をあげると
髪の先が白く、肌は青白くて目は生気のない
灰色の瞳の黒外套の痩躯の青年だった。
生気のない瞳が私を睨む。
第一印象を言うとすれば死神
青年は夜の闇へと消えた。
貴｢何か冷たくて怖い人だったな……。｣
私は身震いをすると、社員寮迄走って帰った。
_______________
｢ふーん。彼女は武装探偵社員とはね。｣
｢はい、恐らく最近入社してまもないかと。｣
｢探偵社員か、そう簡単に手は出せないねぇ。まぁ、いいよ。中原君。彼女を捕まえてきてくれないかい？手段は問わないが、手荒な真似はしないでね。｣
中｢御意｣
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社長と首領推しを増やし隊 - なるほど。そういうことならアリ(＾ｖ＾ｄ)返信ありがとうございます (2018年8月10日 17時) (
レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 社長と首領推しを増やし隊さん» 多分私は中原君のイメージの方が強いんですよね……。偶に中也君にしてみます (2018年8月9日 22時) (レス) id: 1107c10d6f (このIDを非表示/違反報告)
社長と首領推しを増やし隊 - 僭越ながら首領の中也さんの呼び方は中也君ではないでしょうか。細かい所に煩くてすいません。 (2018年8月9日 22時) (レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moka | 作成日時：2018年8月7日 13時
