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11話 ページ13

国「社長!お言葉ですがこの娘は社「国木田」

国木田さんは異論を唱えようとしたが、
社長の一言で無言になった。



社「探偵社に保護という形で身を寄せここで事務員として働けばいい。それなら貴殿の身の安全は保証される」



太「下手に動くより、探偵社に身を置けばポートマフィアも迂闊に手が出せず、宿も手に入れて一石二鳥……という訳ですね。」


福「そういう事だ太宰。という訳だ、娘。
貴殿はどうする?」




貴「……。」




確かに下手に動くより、ここに身を寄せた方が
安全ちゃ安全かも。


事務員位なら私でもできそうだし。









貴「……社長、ここに置いて下さい。お願いします。」

私はぺこりと頭を下げる



福「……よし、採用。徳田A明日から宜しく頼むぞ。」





貴「……はい!太宰さんと国木田さんも宜しくお願いします!」








太「ふふ、良かったね。Aちゃん、明日からよろしく頼むよ。」



国「社長が決めた事なら仕方ない。娘、呉々も社の看板に泥を塗るような事だけはするな。そこの唐変木の様にな」



太「酷い!!国木田君!!」





貴「……クス。」













こうして私は探偵社に身を寄せる事となった。



だけど私は知らなかった。


これから起きる非日常な出来事に。

そして私はそこに巻き込まれるという事を。



_______________




同時刻



何処と無く薄暗く、そして重厚な雰囲気が漂う
廊下を1人の男が歩く。
男とすれ違う者は、皆次々に頭を下げ、道を開ける。

だが男の顔は眉間に皺を寄せていた。

そのせいか黒服達は少し顔が青く引き攣る。



「……チッ、俺とした事が不覚にも、あんな女に足元救われるとはな……。」


ボソッと愚痴を零すと男は大きな扉の前に立ち止まる。


扉の両側にいる散弾銃を持った男達は男の顔を確認すると武器を下げてどうぞと入室を許可した。



帽子を取り、胸の前に置くと
扉をコンコンとノックを2回叩く。

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社長と首領推しを増やし隊 - なるほど。そういうことならアリ(^v^d)返信ありがとうございます (2018年8月10日 17時) (レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 社長と首領推しを増やし隊さん» 多分私は中原君のイメージの方が強いんですよね……。偶に中也君にしてみます (2018年8月9日 22時) (レス) id: 1107c10d6f (このIDを非表示/違反報告)
社長と首領推しを増やし隊 - 僭越ながら首領の中也さんの呼び方は中也君ではないでしょうか。細かい所に煩くてすいません。 (2018年8月9日 22時) (レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:moka | 作成日時:2018年8月7日 13時

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