9話 ページ11
私は話せる事は話した。
自分の名前と年齢
素性、そしてなぜ倒れてたかと言う事を。
貴「……以上が話せる事全てです。」
太「ふーん。マフィアに遭遇して無傷で帰って来れるなんて。」
貴「マフィア?」
私が疑問形で言うと太宰さん達は目を少し見開く。
国「なんだ、娘、ポートマフィアを知らんのか?」
何かまずい事だったのだろうか?
貴「……はい、初耳ですが?」
太「……ポートマフィア。この横浜の闇の闇さ。連中は横浜を根城に数十の傘下の団体を抱え非合法商売に手を染める輩で、軍警や異能特務課も迂闊に手が出せない程の非合法組織さ。」
貴「……非合法組織、あの人達が……。」
国「然しポートマフィアも知らないとは、娘、お前は余程の世間知らずか。」
貴「は、はぁ……。すみません。」
国「兎に角、いつまでもここに置いとく訳にはいかん。タクシー位のお金は出してやる。早く帰れ。」
国木田さんはそう言うと、タクシーの手配をするために携帯電話を取り出す。
太「国木田君、彼女はポートマフィアに顔を観られたんだ。このまま出歩けば彼女は生命を狙われるよ。」
確かに、あの時幹部といったあの男に顔を見られた訳だ。知れ渡るのも時間の問題だ、このまま出歩けば私は生命を狙われる。
国「だが、然し、」
?「話は聞かせてもらった。」
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社長と首領推しを増やし隊 - なるほど。そういうことならアリ(^v^d)返信ありがとうございます (2018年8月10日 17時) (レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 社長と首領推しを増やし隊さん» 多分私は中原君のイメージの方が強いんですよね……。偶に中也君にしてみます (2018年8月9日 22時) (レス) id: 1107c10d6f (このIDを非表示/違反報告)
社長と首領推しを増やし隊 - 僭越ながら首領の中也さんの呼び方は中也君ではないでしょうか。細かい所に煩くてすいません。 (2018年8月9日 22時) (レス) id: df1800325d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:moka | 作成日時:2018年8月7日 13時