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夢 -8- ページ9

「だー!待った待った!」

「大和さん!」

「俺のことはいいから!なっ!!」

「聞き耳ですか。」


「それより、お前さん大丈夫か?
痛い所とか…まぁ全身痛そうだけどな…」

「だ、大丈夫です!
踊れるくらい元気です!!歌えるくらい元気です!!ほらっ!!」


近づいてくる大和さんに焦り、立ち上がってついMONSTER GENERATIONのサビを少しだけ踊った。

確かに体は痛いけどもそれより恥ずかしさなどが勝っていて気にもしなかった。


「俺のパート!凄いね!」

「っ…、そんな純粋な目で見るのはやめてください…!!」


純粋な視線に浄化される…っ!


「…これから少し練習します、あなたも混ざってください。」

「えっ、でも…夕方ですよね?」

「いいから。
私と七瀬さん、あとは…兄さんと逢坂さん呼んできます。」


なんで三月君とそーちゃん…?


「今日の料理担当は俺とナギだからなー
じゃ、頑張れよ。」


そういって頭にポンッと手を乗せて去っていく大和さん。

…イケメンですか惚れます。
いや。惚れてます。


「でも練習着とかどうするの?」


それもそうか、今はスカート履いているみたいだし動き回るのは難しいかもしれない。
かと言って借りるとしても一番小さい三月君でさえ10cmくらい差があるはずだ。

あ、でもタイツ黒いからワンチャンいける…?


「靴もないから少し大変じゃないかな?」

「では外でやりましょうか。
練習着はどうするかな…」

「あの、この服のままでも大丈夫です!
頑張ります!」

「気をつけてくださいよ、色んな意味で。」


「わかりました!」

「じゃあ私は兄さんたちを呼んでくるので七瀬さんと先に行って下さい。」

「はーい!」

「了解です!」


先に外についたので少しだけ準備運動をして待つ。

数分待った頃、着替えたと思われる三月君とそーちゃん、いおりんが登場してきた。


「お前ボロボロだけど本当に大丈夫なのか?」

「大丈夫です!ぜんっぜん元気ですので!」

「まだ顔色悪いよ、無理しないほういいんじゃない?」

「っ…大丈夫ですからっ」


近づかれると心臓が持ちません…!

皆が、IDOLiSH7のメンバーが目の前にいる…
現実って感じがしない、でも傷は痛いから現実なんだろうけど!

…涙が流れてきそうです。

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作者名:稜樹彩葉 | 作成日時:2018年2月1日 7時

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