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九井.side (※口調がめちゃ変)
年明けまでの準備を着々と進め、古参共の
ほぼ数時間近く、暫く部屋を留守にしていた
彼らが来る前にも既に入室者は他にもおり
途中で部屋に入ってきた灰谷達は、何やらお互い両手の親指同士を来栖に拘束具で纏められたわで絶賛苛立ち大セール中。
今なら大量に仕事を押し付けた後、今月と来年の経費を削減しても何も言われないんじゃないか
至らぬ考えで思慮を巡らしてみるもののどうやら無理らしい。
.
「はぁ〜!?そんなの開催してない、って…
大食い大会で買ったら賞金が出るってアイツが!」
「ん、アイツ?」
「来栖Aが…言ってたんだよ」
.
なんと竜胆の方は次いでに妙な嘘も吹き込まれた様で、弟は弟で更にイライラMAXと言った感じ。
可哀想、あのハイエナ俺よりタチが悪そうだもんな。
兄弟達より先に来ていた三途は思った通り未だヤク切れ続行中で、ついさっき薬を再度投与したばかりだった。
まぁ、なんと言うか…幹部勢揃いってトコだ。
マイキーが来た手前、面目を保たなければならない俺も一応は挨拶だけしておくが
なんか、1人だけ熱量が段違いに可笑しいのだ。
ハッキリ言って俺が引くレベルに軽く到達するぐらいには
暴露してしまうとソイツはマイキー大好き第一任者、ボスの右腕を名乗る忠犬の三途春千夜なんだがな。
「ッおいクソ女男、…ンでお前がマイキーと!」
『ぁ、やべ…
あのマイキー君どうしましょ』
「落ち着け三途、俺は大丈夫だ」
『待ってなんで僕がナニかシている前提で?!
僕は壁なんでどうぞ気にされず、
ご勝手にイチャコラしててくださいコノヤロー!』
早速ちょこまかと逃げ惑う彼に疑りもせず噛み付く始末、肝心のアイツは訳の分からない妄言を吐き捨てては望月と明司の元へと走り去る。
なんだかんだ言って意外とおじ好きなのか
と…ある種感心していると、彼の行先に颯爽と回り込んでいた灰谷兄弟が突として立ち塞がった。
あ、コイツ4んだ
「ハーイさっきぶりだねリスちゃん」
『あはは、そうッス…ね』
「俺ら
きっちり恩返しさせて貰うわー」
何時の間に結束バンドを外したのかアイツらの両手には酒瓶
心做しか助けを呼ばれたが、…俺は知らないからな。
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わいt - いつになったら更新してくれるんですか!楽しみすぎて死ぬって!! (7月27日 22時) (レス) @page35 id: 258f12dfbe (このIDを非表示/違反報告)
乾燥(プロフ) - くっ...好みすぎて...ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ無理しない程度に毎秒更新待ってますぬ... (2023年1月1日 18時) (レス) @page35 id: c00320f8c9 (このIDを非表示/違反報告)
寝ん子(プロフ) - 莉夢#梵天の信者さん» ありがとうございます!あわわ、神がおるww貴方様の作品も本当に大好きです。 (2022年10月19日 8時) (レス) id: 9e9a5a7301 (このIDを非表示/違反報告)
寝ん子(プロフ) - 雪の兎さん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります(*^^*) (2022年10月19日 8時) (レス) id: 9e9a5a7301 (このIDを非表示/違反報告)
莉夢#梵天の信者(プロフ) - あぁ、、、好きです、、、(*‘ω‘ *)最高。 (2022年9月24日 16時) (レス) @page19 id: 9e38cf74ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:寝ん子 | 作成日時:2022年9月14日 7時