29冊目 ページ30
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若干錯乱しているようにも見える彼に語気を荒らげて詰め寄られれば、必然的に自身の体は揺らぐ。
『＿＿＿うぉッ、…やっば』
ヒールではないものの、一応僕が履いている厚底スニーカーは結構高めの5cm
人を蹴ったら56せそうなタイプのやつね。
足首から耳を塞ぎたくなるような痛々しげな音がなり、激痛が一瞬で身体中に走った。
ぁ…これ変な方向に曲がってら、靴もえぐそう
背後に危機として迫る数十階分の地面に一抹の恐怖を覚え、いきなり躍り出てきた口封じの可能性にやっぱりかと苦々しく笑顔を取り繕っていると
なんだか心許なく細っこい枝みたいな手に引き寄せられ、少々強めに抱き留められる。
あら？Hey,(小説の方向性が)迷子の迷子の作者さん、これは一体どうなっているんですか？？？
「危ねーな、注意力散漫すぎ…って俺の所為でもあるか
まぁいーわホラ、自力で立て」
『ふぁ、ぃ…？』
あともう少しで「親方!空から女の子が!」状態になったのに
なんて過呼吸気味でバクバクと高鳴る心臓を抑えながらも、ちょっとおちゃらけて言ってみたり。
いや…冗談抜きで止まった心臓の間違い、カモ。
瞬く隙に一度だけギュッと抱き締められ、急に離されたかと思ったらこの様。
なんら変わったことはない、普通の態度でいけしゃあしゃあと注意の言葉を並び立てられては
一体何が起こったかも分からない此方は為す術もなく困惑する他ないだろう。
唐突に頬を掴むマイキー君の両手の所為で、むぎゅうと中心にかけて頬肉が寄った。
…何がしたいんだこの人、暇潰しの遊びか！？
残念ながら暇凌ぎの為に使用される程、僕の頬っぺは安くないのだが！？
困惑半分で聊か混乱しつつ、不満顔な彼の要望を却下するが如く
薄べったい手に掌を添えた後に掴んでは
「…！」
思いっ切り下げた。
『ごはん、はよ食いてぇです…マイキー君』
「ん、…ならさっきの話通り、部屋に戻りながら
お前の要望を聞き届けてやらなきゃな」
命知らずにも言葉を発した後
そうだったと今更思い出しものの先行く彼は僕の意に反して止まってくれず、既に階段おり始めてる。
追いかけようとするも、痛む足のせいで中々追い付けずにいると無理やり体を引き寄せられた。
腹括るか、別に大層な話でもないし。
『あ、っはい…あの＿＿＿＿』
ニヤリと微笑む彼
悪戯な笑みを見たのが僕だけで良かったとホントに思う。
だって最高にえっt、
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わいｔ - いつになったら更新してくれるんですか！楽しみすぎて死ぬって！！ (7月27日 22時) (
レス) @page35 id: 258f12dfbe (このIDを非表示/違反報告)
乾燥(プロフ) - くっ...好みすぎて...ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯ無理しない程度に毎秒更新待ってますぬ... (2023年1月1日 18時) (レス) @page35 id: c00320f8c9 (このIDを非表示/違反報告)
寝ん子(プロフ) - 莉夢#梵天の信者さん» ありがとうございます！あわわ、神がおるww貴方様の作品も本当に大好きです。 (2022年10月19日 8時) (レス) id: 9e9a5a7301 (このIDを非表示/違反報告)
寝ん子(プロフ) - 雪の兎さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります(*^^*) (2022年10月19日 8時) (レス) id: 9e9a5a7301 (このIDを非表示/違反報告)
莉夢#梵天の信者(プロフ) - あぁ、、、好きです、、、(*‘ω‘ *)最高。 (2022年9月24日 16時) (レス) @page19 id: 9e38cf74ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寝ん子 | 作成日時：2022年9月14日 7時
