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時の流れは早く

もう来てしまった文化祭当日。





なんとなく、展示部屋に浸りたくて

朝早くに出かけた。





…あ、てか結局吉野先輩何展示したんだろう。



聞いても聞いても教えてはくれず、

私も最後らへんは自分の作品にいっぱいいっぱいで…






他の部員の人たちの作品もじっくり見れてないし


ちょうど良かった。









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「しつれーしまーす。」









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もちろんのこと、

誰もいない。




入り口近くにあった作品から

なめるように見ていく。









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「あ、え…?」









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鑑賞に集中していた脳が一気に冷めた。






どういうわけか、

笑っている顔、怒っている顔、悲しんでいる顔、拗ねている顔、真面目な顔…たくさんのバリエーションを兼ね揃えた






自分の顔がいたから。









視線を更に下に移すと


"吉野晃一"と書いてある。




そしてその横に




"落ち着く場所"





と書かれていた。









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作者名:ゆなぴ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年1月19日 22時

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