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高校に入学してからすぐに入った美術部。
活動は自由だし、出席も取ってないし
来たいときに来たらいいような学校１自由な部活と言ってもいいほど。
幽霊部員もたくさんいる中で、皆勤の私は珍しい存在だった。
絵を描くことが好きだという、ただそれだけなんだけど。
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そして入部してから半年経ったある日。
部室に入ると見慣れない男の人が真っ白なキャンパスの前に座っていた。
筆を持っているわけではなく、イヤホンを耳につけて外を眺めており
本来の活動は成していないようだけど。
見慣れない人がいるのも、大した事件ではない
それが美術部だからだ。
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