福田くんの気まぐれ２

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晃「ごめん！なかなか見つからんくて探してた、！」





「人もだいぶいませんしね？」






晃「ごめんって」






「何忘れたんですか？笑」






晃「CD！」









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先輩とは学年が違うから靴箱の距離もだいぶ遠くて


話は一回途切れ自分のとこに行くと




無言でもたれかかっている


奴がいた。









私は、最大限に、動揺を止めた。


最大限に、無視をした。


最大限に、見ないようにした。








それでも、最大限に、



ドキドキしてしまった。









革靴に履き替えるまでの動作をじっと見られては

反応せざるを得ない。





さっきの私の最大限は

そんなもんだった。








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「な、に？」







佑「どうしたら、分かってくれるかなーと思ったけど」







「……」







佑「吉野先輩と帰るんでしょ」








「……」









佑「だから今日は、バイバイ」









「…え、ん、？」









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意味不明で始まって

意味不明で終わった。


お願いだから、お互い理解できる会話をしようよ。









後ろから

わって先輩に驚かかされるで


そこに立ち尽くしていた。








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