無愛想17 ページ17
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靴箱まで行かせられて
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す「ん。」
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渋谷くんはそれだけ言ってどっかに行ってしまった。
え、なにがしたかったの、
さっきまで渋谷くんに掴まれてた所に
違和感が残っただけで
複雑な気持ちのまま靴に履き替えた。
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「もう、6時半か…。」
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夏だからあんまり暗くなくて
そんなに時間が過ぎてるとは思ってなかった。
部活で終わった生徒がたくさんいる中
1人で歩いて帰るだけだった。
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咲「あれ？まだ残ってたの？笑」
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部活終わりの咲が話しかけてきた。
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「あ、うん。」
咲「そっかー
一緒に帰る？」
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いつもなら一緒に帰ってたかもしれないけど
今1人でいたかった。
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「いや、急いでるから1人で帰るね！
また明日！」
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そのまま走って来ちゃったけど
1人でいたかったんじゃない。
泣きそうになってたんだ。
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えいたー - 面白いです！ (2015年7月13日 3時) (
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