百花繚乱 Ⅲ【約束のネバーランド】 (ページ7)

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ザジも連れてみんなの所へ戻ると想像通り、年少者達はおどおどしていた

エマとアンナはサンディたちの所へ薬を持っていった

『エマ、クリスの様態はどう？』

エマ「大丈夫みたい、脈も呼吸も落ち着いてるって」

『そっか、よかったぁ、』

ギルダ「アンナもお疲れ様」

エマ「今日はここで夜を越す、みんなしっかり休んで

　明日の朝1番に出立しよう」

＿＿＿２日後

私たちはジンやハヤトについてミネルヴァさんの待つアジトへ向かっていた

オリバー「この先にアジトが？」

ジン「はい！あと少しです！」

レイ「なぁA、確かにここは鬼の町から遠いけど

　野良鬼が相当いる

　こんな場所に本当にアジトがあるのか？」

『それは私も思った、でもミネルヴァさんだもん

　見つからないように沢山の工夫をしてるんだろうね』

ハヤト「俺、先に行ってボスたちに知らせてきます

　ジンとザジは皆さんを無事お連れして！」

ハヤトはそう言うとものすごいスピードで走っていった

何あれ、今のはなんなの、？まぁいいや、

私たちはそれからあるきつづけ、とうとうアジトへ着いた

ジン「着きました、こちらです

　ここが我々のアジトです」

そこを見ると、沢山の人が住んでいる、まるで町のような場所だった

ジン「けが人の方以外はこちらへ」

私たちはクリスとドミニクを病室へ連れていったあと、ジンについて階段を上がって行った

するとそこには満面の笑みで私たちを迎えてくれる子供たちが沢山いた

「疲れたでしょう、お茶やお菓子をどうぞ」

その言葉に年少者達は目を輝かせた

『久し振りのお菓子だね、いいよ、行っておいで』

私がそう言うとみんなはお菓子やお茶のある方へ向かった

ハヤト「エマさーん！

　ボスがリーダー(エマさん)にお会いしたいと！」

そうしてエマはミネルヴァさんのところへ行ったり

『ねぇレイー、ミネルヴァさんってどんな人なんだろう？

　かっこよかったりして』

レイ「は！お前には俺がいるだろ、

　他の男にかっこいいとか言うなよ、」

『大丈夫、レイ以上にかっこいい人なんていないよ』

私がそう言うとレイは顔を真っ赤にして私に抱きついた

ジリアン「わー！レイが照れてる！」

ジリアンを筆頭に家族(なかま)がレイをからかった

それが面白くて私は笑っていた

レイ「おいA！お前のせいだからな！」