百花繚乱 Ⅲ【約束のネバーランド】 (ページ6)

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ハヤト「大丈夫です、低級の量産農園ですし警備は甘い

　でも、カメラは音も拾います。

　建物の中ではできる限り音を立てないでください」

『わかった』

ハヤト「俺に続いて進んでください」

ハヤトに続いてきた先は地下の広い水路のような場所だった

ハヤト「この先道がナナメになっています

　気をつけてください」

私はアンナを後ろから支えるようにして着いて行った

アンナ「Aごめんね、」

『大丈夫、気にしない気にしない』

ハヤト「あと少しです！

　この先をおります。右手側にカメラがあります

　この先廊下のつい当たりが薬品室です」

私たちが薬品室を目指していると突き当たりから鬼が出てきた

私はアンナをエマの方へ抱えて突き飛ばし、

レイがその隙に鬼に銃で攻撃をする

レイ「行け！」

レイがそう言うとエマとアンナとハヤトは薬品室に向かった

レイ「Aもあいつらと一緒に＿＿＿」

『この鬼に見つかったし銃声だってカメラが拾ってる

　多分沢山の警備の鬼が私たちを追うはずでしょ？

　そんなのレイ1人に任せられないから

　ほらレイ、そんなとこ突っ立ってないで行くよ！』

私たちは薬品室に鬼が近づかないよう必死に逃げ回った

鬼「人間の侵入者だー！！」

おってくる鬼の目を片っ端から狙っていくと向かいからハヤトが来た

ハヤト「Aさぁーん！レイさぁーん！」

レイ「ハヤト！？なんでお前 ...！」

ハヤト「Aさんとレイさんが道も知らずに

　飛び出したから！！」

『エマとアンナのこと守ってよ！』

ハヤト「うぅっ、でもだからこそです

　あの二人を守るためにも俺たちは捕まっちゃいけない

　 1秒でも長く逃げ回らないといけないんです！」

ハヤト ... 、でも、

『震えてるじゃん、』

ハヤト「だって怖いんですよ！」

レイ「すまん、助かる！

　逃げ道は任せた、引き付けて離脱するぞ！」

ハヤト「『はい！／うん！』」

私たちが外に出るとエマとアンナが放心状態になっていた

どうやら鬼に食べられそうになっていたらしい

『エマ！』

アンナ「無事でよかったぁぁ！」

エマ「この人に助けてもらったの」

レイ「ハヤトの仲間か？」

ハヤト「はい！こいつはザジ、ボスの腹心です」

『帰ろう、早く、ここにいたら鬼がまた来るかも』

そうして私たちはクリスの待つ場所へ帰った