た す け て よ

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ジェルside





「私、すとぷりを辞めます。」





その一言は俺にとって世界で1番聞きたくない一言だった







コメント欄がすごく盛り上がってて俺は普段は大好きなコメント欄が無性に腹が立ってコメント欄を見えなくした








静かな空間が1分ほど流れた後に聞こえた







「なんで」




さとみくんの一言


これで



Aの言ったことが幻聴じゃないということが分かった








「なんでなん」





俺が守れなかったから、そう思うと自分に腹が立ってきてほんとにイライラした








さとみくんの「なんで」と俺の「なんでなん」にいつまで経っても反応しないA









「みんなのせいですよ、」








俺の耳に聞こえたのはAの声じゃなくて




怒ったるぅとの声だった









「Aの辛さなんて知らないで暴言ばっかり吐くからAが辞めないといけなくなるんですよ7人ですとぷりなんですよどうして僕達の仲間を奪うんですか」







普段怒らないるぅとくんが怒りながら泣いている



そしてころんのすすり泣きが小さく聞こえる中



Aが話し出した









「ちがう、誰も悪くない。全部私が悪いからごめんねるぅちゃん私のせいでそんなこと言わせちゃってごめん」









「俺が助けたらAのことを守れたらAはすとぷりに残った？残っててくれた？」










A言ったことに対してなにも触れず莉犬は泣きながらAに話しかけた









ころんとるぅとがすすり泣く声




が聞こえてAが辞めることを心の底から実感してしまった俺は



泣くつもりなんて無かったのに




泣き出してしまった

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