しーくれっと ページ15
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知ってた、知ってたんだ
Aの口からずっと一緒にいたいな、なんて言葉を聞いてしまったら、少し期待してしまって…
彼女から見たらおれはただの「友達」で、
これからもずっと「友達」として一緒にいる
自分が悪いのだ
彼女の弱さにつけ込むように入り込んで、寄り添って
彼女がまた元気になるように、なんて、ただの自己満に過ぎなかったのだ
織山尚大、彼が彼女を変えた
おれは何も変えられていない
ずっと利用してきた「友達」の2文字が
心の中で、鉛みたいになって、頭にこびりついて、喉に擦り付けられて
まるでそれとして生きることしか許されないような、そんな錯覚に陥って目眩がする
彼女の前で、上手く笑えていないなんて、自分でもわかっていたんだ
でも、なんでAもそんな悲しそうな顔してるの？
そんなことは聞けるわけなくて
窓から突然香った金木犀の匂いが、偏頭痛の頭をガン、と刺激した
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うにょんぽつ - はじめまして！織山くんが持つ透明感に心を動かされた主人公ちゃんと重なる部分があって、読んでいてとても幸せな気分になりました。宵さんは受験もあってとてもお忙しいと思います、、。宵さんにとって悔いの残らない結果になることを願っています！ (2023年2月19日 4時) (
レス) @page16 id: d1a8cfc14e (このIDを非表示/違反報告)
てちてちてち(プロフ) - 矢花くんも織山くんも2人して儚い雰囲気がとても似合うし、美術でそれを表しているのがとても好きです、、！更新頑張ってください応援してます(^^) (2022年10月1日 1時) (レス) @page10 id: 2748f402d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵 | 作成日時：2022年9月14日 22時
