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F × ?? ページ5

×× side

運ばれた病院で軽い手当をしてもらってから気付いた。

「(お金 .. ない)」

「あの!お金無いんですけどどうしたらいいですか?」

看護師
「ああ、先ほど電話があって、藤ヶ谷様が払いに来られますよ。もう少しお待ちいただけますか?」

「あ .. はい。」

助かった、なんて思いつつ待合室でその時が来るのを待っていた。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



F side

収録が終わり、あの人の運ばれた病院に電話をかけた。

事故手前とはいえ、怪我させてしまったんだからお礼はしたい。

それに ..
「(..もう一度会いたい)」

なんて下心抱きながら病院へ向かった





病院で支払いを済ませれば「ご本人様がお待ちですが会われますか?」と言われ会う事になった。


「あの .. 」

あの人は椅子の背もたれに頭を乗せ口を開けたまま眠っていた。

あまりにも無防備すぎないか .. ?

うちのベルみたい。なんてくすくす笑っているうちに目を覚ましたみたいだ。

××『あっ!えっと .. その、お金ありがとうございます。』

「いえいえ、怪我させてしまったのはコチラですから。申し訳ないです。」

××『いや、ほんとに!転んだだけですし!』

焦った表情も可愛いと感じてしまう。

「ふふ、可愛いですね。」

××『え .. ?可愛いとはよく言われますが .. 格好いいの方が正直嬉しいです。』

「可愛いから仕方ないですよ。」

なんてからかってみたり。

「俺は藤ヶ谷太輔っていいます。あなたは?」

××『僕は..き、北山宏光です。』

ひろみつ、か .. いい名前。昔、飼っていた犬の名前に似てる。可愛い顔も、クリクリの目も。

--- また話したい。その想いが心を支配した時だった。






Ki『あの、家に泊めてもらえませんか?』

F × Ki→←F × ??



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SoL(プロフ) - kmf2kkrtmmさん» コメントありがとうございます( ´∀`)実は初めてのコメントですごく嬉しかったです!すごく励みになります。良かったら色々と覗いていってくださいね(*^^*) (2017年3月27日 19時) (レス) id: 121482dbe7 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - 初めまして、初コメです。タイトルが気になってお邪魔しました。切ないお話ですね。だけど…好きです!これからも応援しますので、いろんなお話を読ませてくださいね!次のお話も気長に待ってます。 (2017年3月25日 8時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SoL | 作成日時:2017年3月23日 2時

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