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Ki × F ページ12

Ki side

いつから眠ってしまっていたんだろう。

目を覚ますと傍らに大好きな人の姿があった。

「.. どういうこと?」

驚いて慌てて身体を起こしてしまったのが駄目だった。

「いっっってぇぇ!!!」

その声で目を覚まさせてしまったみたいだ。

F「ふふ、起きた?」

「えっと .. これは .. どういうこと?」

F「それを聞きたいのはこっちだよ。なんで勝手に出て行くの?心配したじゃん。また、あの時みたいに居なくなっちゃったんじゃないかって...」

「...」

F「“ひろ”なんだろ?」

「... っ、なっ!」

F「あのネームプレートはお前しか持ってるはずないだろ?ふふ、馬鹿なんだから。」

「.. たぁ、ごめんね。心配かけちゃってごめんね。たぁのせいじゃないんだよ。僕が馬鹿だからああなっちゃっただけd..『そんなのお前が気にすることじゃないだろ?』」

「でも..」

F「俺はこうやってまたひろと話せただけで幸せだよ。」



「.. ふふ、僕も..


  幸せ!」



そのうち、二人で寄り添って昔みたいに眠りについた。





その日が最後だとは気付かないまま。

F→←F / Ki



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SoL(プロフ) - kmf2kkrtmmさん» コメントありがとうございます( ´∀`)実は初めてのコメントですごく嬉しかったです!すごく励みになります。良かったら色々と覗いていってくださいね(*^^*) (2017年3月27日 19時) (レス) id: 121482dbe7 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - 初めまして、初コメです。タイトルが気になってお邪魔しました。切ないお話ですね。だけど…好きです!これからも応援しますので、いろんなお話を読ませてくださいね!次のお話も気長に待ってます。 (2017年3月25日 8時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SoL | 作成日時:2017年3月23日 2時

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