傍にいるコト

F ページ2

マネージャー
「おはようございます。お迎えに来ました。」

今日も朝からドラマの撮影なのに、迎えに来てもらうまでぐっすり寝てしまっていた。

「ベル〜、起こしてよー！」

なんて、愚痴ってみたりするけど可愛い寝顔が見れただけで幸せな気持ちになった。

「いってきます！」



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



移動中はいつも、俺の好きな洋楽CDをかけてもらっている。

「(今日は懐かしい曲ばかりだな .. )」

そんな事を考えている時だった。



『 ---- ｷｷｰｯ 』




マ「うわぁ ｯ！！！！！！」


突然の事で頭が追いつかない。

「え、なに！？」

マ「と、突然人が飛び出してきて..た、倒れて..」

「倒れた！？..俺、見てきます！」

何があったか分からないが、事故で倒れたとしたら大問題だ。

「もしもし！？大丈夫ですか！？」

××「はぁ..良かった」

「と、とにかく、救急車を！」

××「いえ、だいじょ「手当だけでも！」」

そう言って、今思えば君と会う口実を作っていたんだ。

F→←F

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す