神城組の若頭は認めたくない ページ8
*速水同期夢主
*捏造過多、ご都合主義
*羽王戦争は無かった軸
フェイク動画の余波は裏社会にも影響を及ぼしていた。それを
受けて急遽、関東極道で会合を開く事になったのだが……
「私も参加するんですか?」
「A、お前にも舎弟が出来たんだ。勉強だと思って
参加しなさい」
天羽の鶴の一声(という名の脅し)により参加する事が決定。
入門してから初めて畏まった場に出る為か髪型やメイク、
服などはどうしようと慌てふためいていた
「小峠。何故Aはあんなに慌てているんだ?」
その様子を見ていた矢部は尋ねる
「……と、いう事なんです」
「なる程。だったら手助けしてやらねぇとな」
スマホで必死に美容室の検索をするAに矢部はそっと近づく
「俺の知り合いに良いスタイリストがいるんだ。話は
通しておくから当日そこに行くと良い」
「ありがとうございます!」
「俺的にも矢部的にもそのままのAが好」
「頼りになりますね!大好きです!」
「……おう」
この時、小峠は矢部に忠告をするのを忘れていた。この手の
口説き文句など一切通用しない事を
そしてAのとある特性について……
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会合当日。気合の入ったスタイリストが力を入れ過ぎた結果……
「(遅刻しちゃう……!)」
当初の予定よりも30分遅れで会場に到着。集合時間ギリギリ
という事でAは慣れないヒールで必死に階段を駆け上がっていた
__カンッ!
「ひゃっ!?」
どうやら踏み外してしまったらしい。咄嗟に手すりに
手を伸ばすも遅かった
しかしAがギュッと目を瞑るも、衝撃はいつまで経っても来ない
__トンッ
「ヒール履いてるならエレベーター使えばいいだろ」
「あ、ありがとうございます……」
たまたま後ろにいた男性が既の所でAを支えていた為に
何とか怪我をせずに済んだ。お礼をしようと振り返ると……
「え」
「俺の顔に何か付いてるか」
「つ、付いてません!凄く素敵な顔をしています!」
ギラついた見た目の男に凄まれたAは反射的にそう返した
「ここはお前みたいなガキが来る所じゃねぇぞ。怖い思いを
する前にさっさと帰れ」
さっさと離れていったその男を少しの間、呆然とした表情で
Aは眺めるのだった
「さっき女と一緒に居ましたね。何を話していたんですかカシラ」
「大した事は話してねぇ」
「そうですか」
*
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ゆず(プロフ) - シャリファさん» ご指摘ありがとうございました😌 (3月28日 9時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - あの、非常に申し上げにくいのですがタイトルとタグがヒューマンバク大学になってます‥ (3月28日 7時) (レス) @page3 id: 8b3e245298 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - ゆずさん» いいですね!バグ大小ネタ楽しいのでゆず様のアレンジで他の組も読んでみたいです😊 (3月9日 0時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» ありがとうございます!結構、天王寺組の姉貴は執筆してて楽しかったので他の組でもシリーズを作れたらなぁ…と思っています😌 (3月9日 0時) (レス) @page4 id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 100ポイントは笑撃でした🤣今回のお話も面白かったです! (3月9日 0時) (レス) @page7 id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2024年3月8日 22時