バグ大 反応集

・ ページ38

* 京極組



《久我》


「……は？は？」


思わず自分の目を疑う久我さん。某キャラクターに
扮しているのが組内でもあまり目立たないAさんだった
のですから

「すげー完成度だな」

二次元から飛び出したと言っても過言ではないレベルで
似ちゃってます。その後、久我さんはAさんが参加すると
分かればこっそり見に行くようになったとか…



《海瀬》


「くだらねぇ。何やってんだ」


ストレートすぎますよ、海瀬さん。その言葉にAさんが
落ち込むと気まずくなったのか慌て始めます

「いや、悪いってんじゃねぇ。ほら、アレだ。アレだよ！」

アレってなんですか。その日以降、組内でやたらAさんを
気遣う海瀬さんが目撃されるようになりました



《相良》


「こんな所で才能発揮してんじゃねぇよ」


一応コスプレの完成度は褒める相良さん。しかし、それを
仕事に活かせというのが本音です

「そんなんだから他の奴らに馬鹿にされるんだぞ」

目立たないだの地味だの言われるAさんでしたが、実は
陰ながら気にかけていた相良さんでした



《一条》


「こんな趣味があったなんてな」


普段は殆ど接点がない為、私生活でも大人しいのだろうと
勝手に思い込んでいた一条さん。そしてAさんはAさんで
硬直したまま黙り込んでいました

「今度、どこか出かけるか」

Aさんと親睦を深めようと出掛ける提案をする一条さん

……ですが、周りから見ればコスプレーヤーをデートに誘う
ちょっと怪しい人物に見られていたとか



《高砂》


「こういうのが好きなら言ってくれたら良かったのに」


ザックリ言えば仲間じゃないの、と言い張る高砂さん。
未だにポカンとしているAさんに提案をします

「皆には内緒にしてあげるわ。私達だけの秘密よ」

ドラァグクイーンの経験を持つので、Aさんの
ポテンシャルは見抜いていました

後日、親しげにする二人が度々目撃されるようになり
実はAさんも本当はオネエでは？と誤った情報が
京極組内にながれたとか……



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