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「わぁ……！！」
「……今年は見事だな」
色とりどりの花火が夜空を飾る。打ち上がる度に辺りは
美しい光に照らされ、幻想的な光景が広がっていた
「柳楽の兄貴」
「なんだ」
「あの、ここに連れてきて下さってありがとうございま……」
その言葉を続ける事は出来なかった。何故なら……
「どうした」
あの柳楽が微かに笑みを浮かべてこちらを見ていたからだ
「っ！！」
「A？」
今更だが柳楽の和装姿に気が付き、胸が酷く高鳴る。本人は
よく分かっていないのか……ただAを見つめるばかりだった
「お前さんはいつ見ても綺麗だが今日は一層、美しい」
「ど、どうしたんですか急に」
「いちいち言葉にはしないだけで俺はいつもそう思っている」
この状況も相まってAの顔は真っ赤になっている。すると
その頬に手を添えられ……
「んぅ……っ」
ただ触れるだけのキス。突然の事に思わず体が固まってしまった
「A」
それが再び重なった時。Aは柳楽を押し返す……のではなく
襟元をキュッと握った
「拒絶されると思ったのだがな」
「だって……柳楽の兄貴が」
「俺がどうした」
格好いいから、なんて言ったら引かれるだろうか？Aは
恥ずかしそうに俯くも柳楽はそれを許さない
「怒らないから言ってみろ」
「……か、格好いいから……どうすればいいか分からない、です」
「そうか。俺はお前さんがあまりにも可愛らしくてどうにも
抑えられそうにない」
そっと背中に腕を回されるとその距離は一気に縮まる
「あ、あの、花火が」
「今はこちらに集中しなさい」
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
それからどれ程の時間が経ったのか。ようやく開放される頃には
Aは少しだけクタッとしている
「俺は会場に戻るが……A。お前さんはもう少し涼んでから
戻ってきた方がいいだろうな」
「？」
「そんな火照った顔で他の組員の前に出るつもりか？」
「あ……っ」
「……続きがしたいなら今日、俺の家に来るといい」
最後に打ち上がった大輪の花は何かが始まりそうな２人を
鮮やかに照らすのだった
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ぷるん(プロフ) - ゆずさん» 結局浮かばなかったらすいません💦そうですね、リク内容固まっている方からお伺いいただけると助かります (12月11日 18時) (
レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» それでしたら内容が既に決まってる方から伺っていく方が良さそうですね？🤔分かりました！少し呼びかけ方法変えますので引き続き待機お願いします🫡 (12月11日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - ゆずさん» 続きも気になる展開でした！イケおじはやっぱり素敵で✨年末企画リクに迷いが生じます…イケおじに合いそうなお題さえ浮かべば😭 (12月11日 18時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» ありがとうございます！補足しますとこの時の大丸さんはまだ夢主に明確な想いを寄せていなくて、事故とは言え約束を反故にした事に対して憤りを感じている設定になっています！🤭 (12月11日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 大丸さんさっそく読みました！ゆず様のイケおじ……他のキャラでもよくそう思うんですが文字で読むとより格好よさや渋さが伝わってきてすごく好きです😊 (12月11日 18時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2023年7月6日 10時
