バグ大 イケおじ短編集

CODE-EL　毛利　※　リク ページ21

*毛利班夢主
*毛利さんと付き合ってます






「おま……何て格好しているんだ！！」

「いいじゃないですか別に……暑くて暑くて……」



ハニトラの時でさえしないような薄着を目の当たりした毛利は
思わず叱りつけてしまった



「というか人の部屋に勝手に入ってきてお説教とか
　勘弁して下さいよ……」

「今すぐ着替えなさい」

「はいはーい。後で着替えまーす」

「い ま す ぐ だ ！！」



そのスタイルの良さはカリンも負けを認める程。本人は生粋の
戦闘マニアなのでそれを活かそうとはしない……いや、今は
そんな事を言っている場合ではない

Aはそんな毛利の説教を適当に流しつつ、ゴロンッと
大の字に寝転がるという暴挙に出た



「……今日は任務も無いんだし好きにさせて下さいよ」

「お前という奴は……」

「公平さんもこっち来れば？暇なんですよね」

「そんな訳あるか」

「じゃあ何しに来……」



突如、Aに影がかかる。覆いかぶさるようにして毛利が
上に乗っかってきたというのに本人は至って涼しい顔のままだ



「何ですか？」

「相手が俺だったからいいものの……他の男だったら
　どうするんだ？」

「仲間相手に間違いが起きる訳ないでしょ……」

「万が一、というものがあるだろう」

「うるさい……出ていってよ、あっつい……暑苦しい」



ブチッ！！なんて効果音が聞こえそうなレベルで青筋を立てる
毛利はAの両腕をベッドに縫い付けた



「公平さん？」

「お前が前に食べたいと言っていたアイスを買ったから
　部屋に来いというつもりだった」

「え、嘘！？やったぁ」

「だが、その前にやる事が出来た」

「？」



アイスと聞いた瞬間、物凄いキラキラした眼差しで見つめるA

その純粋な目と今の格好が合わさり、何とも言えない色気を
醸し出している



「そんな薄着が出来なくなるようにしてやる」



毛利はそのまま至る所に噛みついた



「ちょっと！？」

「これでこんな姿も出来なくなるだろう。自業自得だ」



中々に際どい部分に残された痕を見て毛利は鼻で笑う



「最っ悪……」

「何とでも言え。少しは自分が女としてどれだけ魅力があるか
　自覚しろ。全く、俺がいつもどんなにハラハラしてるか……」

「そういう恥ずかしい事は聞きたくない。着替えるから退いて。
　……見ないで下さいよ」



アイスに負けたような気がして悔しいものの、最後に女性らしさを
見せたAの後ろで毛利は理性と戦うのだった





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