京極組 国生 ※ リク ページ20
*夏祭り。カタギ夢主
「こりゃ酷いな……大丈夫か?A」
紐部分に血が付く程に靴擦れしてしまったAは祭り会場から
少し離れた場所で国生から手当てを受けていた
「ごめんなさい……英明さん」
「謝る必要ねぇよ。むしろ気がついてやれなくて悪い」
もう少しで花火も上がるというのにこんな事になって……と
顔を俯かせていると、国生は優しく声をかける
「ここからでも見えるだろ?それに祭り会場だったら
人も多くゆっくり見れないかもしれないしな」
国生もベンチに座り、これから花火が打ち上がるであろう
夜空を眺めた
「……こうやって2人きりってのも久しぶりだな」
「あの。今日、本当に大丈夫だったんですか?」
「心配するな」
なんせ今日の為に国生はこの数日間、仕事漬けだったのだ。
その甲斐あって今日の祭りデートが実現
しかし祭りそのものより、国生はAと一緒に出かけられる
……という部分に嬉しさを感じていた
「……そろそろじゃないか?」
「あっ」
__……!!
「英明さんっ!花火!ほら上がりましたよ!」
「分かってるって」
一発上がれば次いでまた大輪の花が夜空に咲く。微かに聞こえる
祭囃子がとても心地いい
「ね、英明さん!凄い綺麗で……」
突然塞がれた口。ほんの少しだけ顔を離すと国生が微笑んだ
「花火よりAの方が綺麗だ」
「………」
次に上がった花火の音でAは我に返る
「英明さん……ここ、外ですよ!?」
「そうだな」
「誰かに見られたらどうす……っ!」
「祭りが終わるまでこんな所に来ないだろうよ」
_____________
________
髪は結われている為に首筋が露わになっている。そこへ
何度も何度も唇を落とすと流石に恥ずかしくなったAは
国生の肩を押し返そうとした
「ここ……外なのに」
「……ん」
抵抗するその手はしっかりと掴まれた。首筋に落とされた唇は
徐々に下がり、ついに鎖骨へ到達した……その時
__……以上を持ちまして、打ち上げ花火は終了です
「……見逃しちゃったじゃないですか!」
「悪い」
「英明さんなんか知らない!」
「足怪我してんだから走るなって」
「きゃっ」
「言ってる側から……ほら座れよ。もうしねぇから」
もう少し休んでから帰る事にした2人。すると国生は
Aの肩を抱き寄せ……
「また来ような」
「……そうですね」
それは来年も側にいるという遠回しの約束だった
*
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ぷるん(プロフ) - ゆずさん» 結局浮かばなかったらすいません💦そうですね、リク内容固まっている方からお伺いいただけると助かります (12月11日 18時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» それでしたら内容が既に決まってる方から伺っていく方が良さそうですね?🤔分かりました!少し呼びかけ方法変えますので引き続き待機お願いします🫡 (12月11日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - ゆずさん» 続きも気になる展開でした!イケおじはやっぱり素敵で✨年末企画リクに迷いが生じます…イケおじに合いそうなお題さえ浮かべば😭 (12月11日 18時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» ありがとうございます!補足しますとこの時の大丸さんはまだ夢主に明確な想いを寄せていなくて、事故とは言え約束を反故にした事に対して憤りを感じている設定になっています!🤭 (12月11日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 大丸さんさっそく読みました!ゆず様のイケおじ……他のキャラでもよくそう思うんですが文字で読むとより格好よさや渋さが伝わってきてすごく好きです😊 (12月11日 18時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2023年7月6日 10時