天羽組 工藤 ※ リク ページ19
*反応集4からの引用
*後で部屋に来て欲しい
「工藤の兄貴ー、入りますよ」
「おう」
組の慰安旅行。宿についてからすぐにAは工藤から部屋に
来て欲しいと言われていた……が
宴会やら何やらで実際に部屋に訪れる事が出来たのはだいぶ
遅くなってからだった
「遅くなってすみま………」
「どうした？」
「え？いや、工藤の兄貴……髪の毛」
「一風呂入った後なんだからセットしてねぇよ」
いつも綺麗に整えてる髪は下ろされていて普段の見慣れた
姿とは違う見た目にAは思わず顔を赤くする
「そんな所に立ってないでこっち来いよ」
「え、いや……」
「どうした？いつも兄貴、兄貴って抱きついてくるだろ」
「そ、それとこれとは……」
「違うなんて言わせねぇぞ」
しかし兄貴分にそう言われては無視もできない
少し緊張しながらも横に座ると濡れた毛先から滴る水が
工藤の浴衣を湿らせた
「髪くらいちゃんと乾かせ」
「は、はい……」
「A。宴会だとか色々あったから遅くなったのは分かるが
……夜に男の部屋に来るってのがどういう事か理解してるか？」
「工藤の兄貴に限ってそんな事は……」
「無いって言いてえのか」
背中に腕を回せばその距離はグッと近くなる。すると今度は
工藤の下ろされた前髪がAの頬を濡らした
「俺はそこまで出来た人間じゃない」
「ん……っ、工藤の兄貴……！」
耳元に寄せられた口から聞こえる低い声が堪らなくゾクゾクする。
その唇から溢れる微かな甘い声は今、自分の名前を呼んだ
「こうやって強引に触れようとする駄目な男なんだよ」
気がつけば布団に倒されてしまった。だけど工藤はその時、
Aが頭を打たないようにと手を添えていたのだ
これのどこが一体、駄目な男だというのだろう
「妹分に兄貴、兄貴と無邪気に抱き着かれて俺が今まで
どんなに我慢してきたか分かるか？」
「わ……分からない……です」
「今まで散々抑えてきたんだ。今日だけは許してくれ」
あの工藤が自分を求めている。その想像も出来なかった事実は
Aの理性を徐々に溶かしていく
「い……今は」
「どうした」
「今だけは清志さんって呼んでもいいですか……？」
「……当たり前だ」
唇が触れる直前、工藤は囁いた
「愛している。A」
こうなるのはある意味必然だったのかもしれない
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷるん(プロフ) - ゆずさん» 結局浮かばなかったらすいません💦そうですね、リク内容固まっている方からお伺いいただけると助かります (12月11日 18時) (
レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» それでしたら内容が既に決まってる方から伺っていく方が良さそうですね？🤔分かりました！少し呼びかけ方法変えますので引き続き待機お願いします🫡 (12月11日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - ゆずさん» 続きも気になる展開でした！イケおじはやっぱり素敵で✨年末企画リクに迷いが生じます…イケおじに合いそうなお題さえ浮かべば😭 (12月11日 18時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» ありがとうございます！補足しますとこの時の大丸さんはまだ夢主に明確な想いを寄せていなくて、事故とは言え約束を反故にした事に対して憤りを感じている設定になっています！🤭 (12月11日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 大丸さんさっそく読みました！ゆず様のイケおじ……他のキャラでもよくそう思うんですが文字で読むとより格好よさや渋さが伝わってきてすごく好きです😊 (12月11日 18時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆず | 作成日時：2023年7月6日 10時
