京極組 五十嵐 ※ リク ページ13
*
「！！」
＿＿ガチャッ！！
「え？ちょ、幸光さん！？」
「A……お前って奴は」
割れたマグカップ、床を汚すコーヒー
しかし五十嵐はそんなものなんかどうでも良かった。そのまま
Aへと詰め寄り……
「まさか堂々と浮気するなんてな」
「何の話ですか？」
二人の交際の事実を知っている組員はいない。それは周りに
気を使わせかねないという五十嵐の建前が理由だった
だからこそ組にいる時は細心の注意を払っていたというのに
「首にそんなもん堂々と付けておいて知らない振りをするなよ」
「あ、これは……」
すると五十嵐はAのシャツに手をかけ……
＿＿ブチッ！！
「え、ちょ！？」
強引に引っ張った事でボタンが弾け飛び、首筋が露わになる
「相手は久我か？最近、随分仲良くしてるもんな」
「五十嵐の親父様、さっきから何言って」
「悪いがこんなの見せつけられて黙ってられねぇよ」
上書きしてやろうと首筋に顔を近づけた時。五十嵐は
とんでもない思い違いをしていた事に気がつく
「……あの、虫刺され」
「……だな」
そう。五十嵐が嫉妬していたその原因は蚊による虫刺されだった
そして久我と仲良く、というのは
「久我君のおかげでこれでもだいぶ腫れが引いたんですよ。
多分、今朝だったらもっと分かりやすく……」
「………すまん」
一方的に浮気を疑われたというのにAは怒っている様子がない
「……ふふっ、虫刺されを勘違いするってそんな今時
漫画でもあり得ない……あははっ！」
どういう訳か、むしろツボに入ってしまったようだった。
恥ずかしさと気まずさに五十嵐はワナワナと震え……
「え、ちょっと……親父様？」
「A」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿コンコン
「五十嵐の親父。今、いいですか」
「久我。忙しいから後にしてくれ」
「分かりました」
「……！……っ」
「あの、誰かいるんですか？」
「忙しいっつったろ。早く戻れ」
理由もわからず久我は首を傾げながらもその場から離れていった
「よく声我慢出来たな。アイツには聞かせたくなかったか？」
「当然ですよ……っ！親父様が皆に内緒にって言うから」
「俺はタイミングを見計らってるだけだ。いずれは
公表するつもりだぞ」
「ん……っ！」
「それまでは楽しもうな。A」
その日。五十嵐は誰一人、執務室に通さなかったのだった
*
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ぷるん(プロフ) - ゆずさん» 結局浮かばなかったらすいません💦そうですね、リク内容固まっている方からお伺いいただけると助かります (12月11日 18時) (
レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» それでしたら内容が既に決まってる方から伺っていく方が良さそうですね？🤔分かりました！少し呼びかけ方法変えますので引き続き待機お願いします🫡 (12月11日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - ゆずさん» 続きも気になる展開でした！イケおじはやっぱり素敵で✨年末企画リクに迷いが生じます…イケおじに合いそうなお題さえ浮かべば😭 (12月11日 18時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ぷるんさん» ありがとうございます！補足しますとこの時の大丸さんはまだ夢主に明確な想いを寄せていなくて、事故とは言え約束を反故にした事に対して憤りを感じている設定になっています！🤭 (12月11日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるん(プロフ) - 大丸さんさっそく読みました！ゆず様のイケおじ……他のキャラでもよくそう思うんですが文字で読むとより格好よさや渋さが伝わってきてすごく好きです😊 (12月11日 18時) (レス) id: 0de05b8548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2023年7月6日 10時
