【銀魂】【神威】囚われの歌姫と宇宙海賊

ep.18　脱出 ページ18

「よし。」









神威は辺りを見回した後、私に









「逃げよう。俺の後ろに居て」









私も覚悟を決めた









「…！！おい！お前ら動くな！！」









追っ手がもう来た。はやい。









「あー、タイミングが良いんだか悪いんだか」









神威は不敵な笑みを浮かべる









すると次の瞬間には、周りの人間達は









床に倒れ込んでいた。










「見直した？俺本当は強いんだよ」









満面の笑みでこちらを見る神威。









その笑みは恐ろしくもあったが









同時に頼もしくもあった。









これなら安心出来るかな…









その時だ









「ふ…後ろだああああ！！！！！！」









私が振り向くと、そこには鉄の棒を









今にも振りかざしてきそうな男が＿＿＿









…首が……消えた…？









「危ない。大丈夫だった？」









ｺﾞﾄｯ…









音の鳴るほうを見ると、そこには単体の首が。









「ヒイッ………」









「あ、ごめんね。ついうっかりやりすぎちゃった」









頼もしいけど……やりすぎだよ…神威…

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