じゅう! ページ10
Aは、手作りの弁当を持ってきていた。
俺は、いつも購買で買うおにぎりとパン。
弁当なんて作るの面倒くさいからね。
……うまそうだな。
「え?」
「……。」
どうやら、
うっかり声に出してしまっていたらしい。
もう取り返しはつかないだろう、と思ったから
「いや、その弁当うまそうだなって。」
「え!?本当ですか!?めちゃ嬉しいです!」
彼女は、笑っていた。
まるで、天使みたいだ。
「…先輩も、食べて良いですよ?お弁当。」
そう、頬を赤らめながら俺に言ってきた。
でも、明らかに彼女の弁当のサイズは小さい。
俺がつまみ食いしたら、その分
彼女の食べる量が減ってしまう。
「いや、遠慮する。だって、
あんたの食べる分が減るだろ?」
「いえ!そこはご心配なく!
もう一箱持ってきたんで!!」
自慢げにそう言った彼女。
少し、可愛く見えた。
「あ、そうなの?じゃあ貰うよ。」
「はい!バンバン食べて下さい!」
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楓香(プロフ) - えみさん!励ましのお言葉、ありがとうございます(´ノω;`)私も精一杯、小説を書かせて頂きます!!元気出してガンバります(*≧∇≦)ノ (2019年12月28日 0時) (レス) id: bd5d3857e6 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - 保存されていたものが保存されていないとがっくしきますよね。元気出して下さい。いつも作品楽しみにしてます。 (2019年12月27日 23時) (レス) id: 759b2cab00 (このIDを非表示/違反報告)
楓香(プロフ) - 氷華さん!!いえいえ…そんな滅相もない…。素敵なお言葉、ありがとうございますぅぅぅ(*≧∇≦)ノこれからも頑張っていきますので、応援、よろしくお願いします(〃^ー^〃) (2019年12月26日 22時) (レス) id: bd5d3857e6 (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - 楓香様、こんなに面白い小説ありがとうございました!もっと番外編見てみたいです!これからも色々と頑張ってください! (2019年12月26日 20時) (レス) id: e5c89771f4 (このIDを非表示/違反報告)
楓香(プロフ) - 真由さん!本当だヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙気づきませんでした(ノ_<。)すぐに直しておきます!ご指摘ありがとうございます!! (2019年12月13日 14時) (レス) id: bd5d3857e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓香 | 作成日時:2019年12月12日 18時