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「グルさん。」
「何だ。」
Aの設計図見てみ、とトントンはグルッペンに言って設計図を渡した
渡された設計図を見てグルッペンはふむ、と呟いた
「こんな発想は思いつかなかったな。技術統括が許可を下ろせば生産させろ。」
「あ、許可はもう貰ってんねんな。」
仕事が速いな、と言ってグルッペンはトントンに設計図を渡した
そしてAの経歴をまとめた資料に目を通し始めた
「出生時の時などの資料はないのか。」
「そういう感じのが一切出てこぉへんねん。」
一番古い記憶で軍学校に入るときのことやねん、とトントンは言った
地主の子やったら普通生まれた記憶とか事細かに書いてあるんやけど、と付け加えて。
「地主の子だが、正妻の子ではなかったんじゃないのか？」
「いや、地主に正妻以外いない。あまり女が得意な方じゃなかったみたいやな。」
トントンみたいだ、とグルッペンが言うと
うるさい、とトントンはグルッペンの頭を叩いた
案外その事を気にしているのだな、とグルッペンは少し笑みを浮かべた
すると今度はグルッペンに鉄拳が飛んだ
痛いなぁ、と思ってグルッペンが頬を擦ると
もう一発殴ろうという笑みを浮かべたので
両腕で大きくバツマークを作った
そのバツマークを見てもう一発はやりすぎかと思ったのか拳をおろして資料を手にとった
「そんな事考えてる暇があったら仕事早くしてくれませんかねぇ？」
「わかったゾ。わかったから粛清タイムはやめてくれ。」
グルッペンはそう言って慌てて手元にあった書類を掴んで仕事をやり始めたかのように見せた
その姿を見て言えばやるんかい、と呟いて
俺は仕事があるから、とトントンは書記室に戻っていった
トントンがいなくなり平穏を手に入れたグルッペンは
Aについて調べようと盗んだ機密情報の載っている資料一つ一つを読み漁り始めた
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みずき - あの…12の「zmさん。離してください。」のところの離してが話してになっていますよ(語彙力皆無)応援してます！頑張ってください！ (2022年10月8日 10時) (
レス) @page12 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
藤冬(プロフ) - チャコ○さん» 文才があるなんて、いえいえまだまだ未熟者です。これからも頑張らせていただきます！応援ありがとうございます。 (2022年1月19日 20時) (レス) id: 2d51c5e453 (このIDを非表示/違反報告)
チャコ○ - 凄く素敵な作品に出会いました…最近多いな…文才ある方…年下だってぇぇえ⁈しかもかなりっ…かなちぃ…J K悲しいめぅ…これからも無理なく更新頑張ってください…楽しみにしてます (2022年1月19日 20時) (レス) @page14 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
藤冬(プロフ) - あっぷるさん» 褒め言葉ありがとうございます。作者は現在12歳です。占ツクをやることに親に許可はもらってますのでご安心を。 (2022年1月19日 18時) (レス) id: 2d51c5e453 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる - もう、なんか、文才が､､､凄い､､､(語彙力)あの、藤冬さん今何歳ですか？あ、公開したくなければ全然構いませんけど､､､こんな凄い文を書く人がどのくらいなのか気になりました(*´-`) (2022年1月19日 18時) (レス) @page4 id: c1f3a10c7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤冬 | 作者ホームページ：@kodomikodoku
作成日時：2022年1月18日 19時
