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「Aちゃん、さっきぶりめうー！」
『何をされに来たのでしょうか？』
扉の向こうでAに手を振るオスマン
Aはそのオスマンに処されるのではないかと身構えた
人がいきなり優しくなることはなにかの前触れだ、という謎の考えを持つAは
『就職一日目で解雇するんですかっ？』
と、ここに来てから一番大きな声を上げた
「え？え？解雇？そんなことしないめうよ。裏切らない限り、やけどね？」
純粋なようで黒さが隠しきれていない笑みを浮かべながらオスマンは返した
この人に逆らったら碌な目にあわなさそうだ、とAは思った
『じゃあ何をしに来たんですか？』
「お喋りめう。」
『尋問ですか？』
「ただの興味めう。」
スパッと言い切るあたり尋問ほど厳しそうなものではなさそうだ、と感じたAは
ここで喋るのもなんですし、とソファーへとオスマンを案内した
オスマンがソファーに座るとAは口を開けた
『何をお話したらいいでしょうか？』
「んー？せやな。まずはAちゃんはどこの国の人間かやな。」
『尋問じゃないですか。』
「強制じゃないから、安心して。」
強制じゃないって言ったって無言であれば怪しまれるであろう
しかも偽るようなことでもない、そう思いながらAは答えた
『記憶ではR国の出ですが。』
「記憶、なんやね。」
『覚えることが得意ではないので。』
無論、設計のことであれば別であるが。
ふむふむ、と頷いてオスマンは聞いたことを紙に書いていた
書き終わったのか顔を上げた
その目は先程より鋭くなっているようにAには見えた
「じゃあ、次。Aちゃんの家柄は？」
『地主でしたよ。それがどうしたんですか？』
「へえ、ええとこやん。」
『ええとこいないと、軍なんか入れないでしょう。』
なるほどね〜と言いながらまたオスマンは紙に書きつけた
「つぎは、」
と口を開いたとき、扉の開く音がした
「夕飯の時間でございます。」
「あ、もうそんな時間めう？」
とりあえず続きは後にしよか、と言ってオスマンはAの手を引いた
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みずき - あの…12の「zmさん。離してください。」のところの離してが話してになっていますよ(語彙力皆無)応援してます！頑張ってください！ (2022年10月8日 10時) (
レス) @page12 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
藤冬(プロフ) - チャコ○さん» 文才があるなんて、いえいえまだまだ未熟者です。これからも頑張らせていただきます！応援ありがとうございます。 (2022年1月19日 20時) (レス) id: 2d51c5e453 (このIDを非表示/違反報告)
チャコ○ - 凄く素敵な作品に出会いました…最近多いな…文才ある方…年下だってぇぇえ⁈しかもかなりっ…かなちぃ…J K悲しいめぅ…これからも無理なく更新頑張ってください…楽しみにしてます (2022年1月19日 20時) (レス) @page14 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
藤冬(プロフ) - あっぷるさん» 褒め言葉ありがとうございます。作者は現在12歳です。占ツクをやることに親に許可はもらってますのでご安心を。 (2022年1月19日 18時) (レス) id: 2d51c5e453 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる - もう、なんか、文才が､､､凄い､､､(語彙力)あの、藤冬さん今何歳ですか？あ、公開したくなければ全然構いませんけど､､､こんな凄い文を書く人がどのくらいなのか気になりました(*´-`) (2022年1月19日 18時) (レス) @page4 id: c1f3a10c7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤冬 | 作者ホームページ：@kodomikodoku
作成日時：2022年1月18日 19時
