エリオスライジングヒーローズ Ⅰ! (ページ10)

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Prologue ページ10

ﾌﾞﾗｯﾄﾞ｢友達?
都合のいい舌だな。やはり抜き取るべきだったか。
友人を気取るなら、忠告を聞き入れて
式典の日くらい身なりを正してこい。
というか貴様、また酒が抜けきれない儘制服に身を通したな。
先日注意したばかりだと言うのに、よくも……………｣

ｷｰｽ｢あぁやばい。おこごとスイッチが入っちゃったよ。
ただでさえ二日酔いで頭がガンガンしてんだからさぁ、
くどい説教は勘弁してくれ｣

ﾌﾞﾗｯﾄﾞ｢本当に都合のいい……………、
ふん、真面目に取り合うだけ時間の無駄だ｣

話題は自然と、自分達に担当の話になる。

ｷｰｽ｢全情報で期待値が高かったのって、
成績最優秀にヤツらぐらいじゃないか?
ほら、もう一人の日系……………あー、
名前までは覚えてねぇわ。
名前といえば二世クンが一人いたな。
レオナルド•ライト•Jr(ジュニア)……………
親父サンは大先輩だしかこいつは嫌でも名前を覚えてるよ｣

ﾌﾞﾗｯﾄﾞ｢自分のチームのルーキーだ。覚えていて当然だろう｣

ｷｰｽ｢それもまぁあるけどさぁ……………
つーか、なんであれを俺のチームにぶち込んだんだ?｣

ﾌﾞﾗｯﾄﾞ｢誰ならよかった、という話になるが｣

そして、もう一人名前を覚えている人物。

フェイス•ビームス。

キースの目の前にいるブラッドの実の弟だ。

兄弟仲は、かなり悪いらしいが…。