エリオスライジングヒーローズ Ⅰ! (ページ8)

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Prologue ページ8

『……………、』

ｱｷﾗ｢ほっとけよ。つーかウィル、お前も懲りねーやつだな。
レンに構ったところで無駄だ、いい加減気づけよな｣

ｳｨﾙ｢放ってなんて置けないよ。アキラだって知ってるだろ。
レンが昔はあんなふうじゃなかったってこと｣

『(僕も知ってるよ。だからこそ、無駄なんて言わないでほしいな)
……………なんて思う自分は、弱虫だなぁ』

ｱｷﾗ｢? なんて?｣

『あ、ううん、なんでもないよ』

元気で無邪気だった二人が、ああでなかったこと。

それはウィルだけではなく、しおんも知っていた。

しおんは昔から、自分の意見を他人に言うことが苦手だった。

意見を言ったことで、自分が傷つかないためでもあり、

相手も言葉で傷つけてしまうと知っていたからである。

『(これも全部、自分の自己満足なんだけどね)』

ｵｽｶｰ｢おい、そこのルーキー3人組｣

ｱｷﾗ｢うぉっ、でかっ!?｣

ｶﾞｽﾄ｢こら!｣

『あ、えっと……………』

ｵｽｶｰ｢そろそろ入所式が始まる。早く席につけ｣

ｳｨﾙ｢あぁ、すみません!
ほらアキラ、しおん、さっさと行くぞ
……………って、どうしたんだ?｣

ｱｷﾗ｢あんた、先輩の『ヒーロー』だよな?
ランクは? 【メジャーヒーロー】? 【AAA(トリプルエー)】?｣

ｵｽｶｰ｢……………【AAA】だが｣

ｱｷﾗ｢ふぅん、【AAA】か……………｣

『ちょ、先輩になんて口聞いてるんだよ!
すみません、幼馴染がごめんなさい!!』

ｳｨﾙ｢悠長に立ち話している場合じゃないぞ!｣

アキラはライバルの情報収集をしていると言い訳するが、

入所式の時間もあるのですぐにその場を後にした。

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オスカーさんお話に早々出てきたぁ……………

佐藤拓也さぁあああああああああ(