エリオスライジングヒーローズ Ⅰ! (ページ37)

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第1章ページ37

【セクターランキング】は、

二つのポイント合計値から導き出せる。

❶職務、パトロールをこなすことによって得られる【セクターポイント】

❷【LOM】の公式リーグの参加で獲得できる【リーグポイント】

主にはこの二つを稼ぐことによってポイントが貯まる。

ｱｷﾗ｢で、どうやって稼ぐんだ?｣

『なんで全部ウィルに聞くわけ?
最初から話聞いとけよ……………』

ﾌﾞﾗｯﾄﾞ｢集まっているようだな｣

奥から、同じサウスセクターのメンバーのブラッドが姿を現した。

二人とも、アキラ達3人にとっては先輩だ。

ﾌﾞﾗｯﾄﾞ｢はじめに言っておくが、万が一遅刻した者がいても
それをフォローするためにプランを変更したりはしない。
メンターが非効率的と見做せば、全て切り捨てるからそのように心得ておけ｣

『はい』

ｱｷﾗ｢おい、なんでそんな偉そうなんだよ。
誰も遅刻なんかしてねーだろ｣

『バカ!』

ｳｨﾙ｢あ、アキラ…｣

ｱｷﾗ｢そうやって最初に圧をかけてビビらせるつもりかもしんねーけど、
俺はそんな手には乗らないからな。
回りくどいやり方しやがって……………。
時間の無駄さ。さっさとポイント稼ぎに行こうぜ｣

『まって、まだ先輩達の話が終わってない!』

ﾌﾞﾗｯﾄﾞ｢……………オスカー｣

ｵｽｶｰ｢イエッサー｣

ｱｷﾗ｢なんだよ、引き下がるのか?
偉そうにしてみたけど、やっぱり怖気付いたってこと…むぐぐっ!?｣

ブラッドがそうオスカーに言うと、

オスカーはアキラを軽々と持ち上げて口を押さえた。

アキラは完全に身動きできない状態になってしまった。