エリオスライジングヒーローズ Ⅰ! (ページ23)

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Prologue ページ23

ｱｷﾗ｢なっ……………!? あいつら、
もう能力を使いこなしてんのかよ!｣

ｳｨﾙ｢アキラ! 後ろ!｣

間一髪で避けたアキラだが、

力をうまく使いこなせておらず、その場で立っているだけだったが、

誰かが【イクリプス】に攻撃したことにより、

人型アンドロイドの【イクリプス】が跡形なく散った。

?｢散れ｣

『雷神の咆哮!』

ｱｷﾗ｢……………!」

ﾏﾘｵﾝ｢邪魔だ、凡人は下がってろ。ここはボクがやる｣

赤茶色の髪の青年、名前はマリオン•ブライス。

手には、少し長めの鞭のようなものが握られている。

ｼﾞｭﾆｱ｢マリオン……………!｣

ﾏﾘｵﾝ｢身の程知らずの【イクリプス】どもが、
式典を狙って襲撃を仕掛けてきたか。
最近、こう追う挑発的な行動が増えてきたな。
目のついて仕方ない｣

『えっと、マリオンくん、だね。
僕も一応能力使えるし、ここは一緒に、』

ﾏﾘｵﾝ｢黙れ、クソが。一匹残らず、僕が殲(せん)滅してやる｣

ｱｷﾗ｢マリオンって確か、飛級してきたやつか?
なかなかやるじゃねーか。女みたいな顔して｣

と、ジュニアがアキラの胸ぐらを掴んできた。

『バカ! 今は揉めてる場合じゃないでしょう!?』

ｱｷﾗ｢そうだ、ウィルの言う通りだ。
今は揉めてる場合じゃねぇ。
そんなことしてたら、いいとこ持ってかれちまうからな。
俺だって、やろうと思えばできるんだよ……………｣

ｳｨﾙ｢アキラ、無茶はやめろ!｣