第五章(後編) ページ8
「お取り込み中の所悪ぃんだけど、せめて玄関閉めようぜ?」
「げっ…」
「た、大我?!」
「何か色々騒いでたみたいだけど仲直りしたのか?」
「ま、まぁ…」
「た、大我…これは…だな…」
「二人共、付き合ってんだろ?」
「!!…き、気色悪いよな…ごめん…でも、涼太くんの事は本気だから。」
「和っち…」
「…何で謝るんだ?」
「へ…?」
「別にお互いが好きなら性別関係無くね?アッチでも、そういう友達いたしよ。気持ち悪くなんかねぇよ。」
「アッチ…?」
「そう…大我は小さい頃アメリカで暮らしてたから…」
「え?!アメリカ?!凄いッスね!大我っち!!」
「た、大我っち…?」
「そ、涼太くんは認めた相手には〜っちって付けるんだよ。」
「へ、へぇ…」
「嫌なんスか…?」
「い、嫌じゃねぇけどよ…」
「ジーッ」
「な、何だよ和?!」
「あまり俺の涼太くんと仲良くしないでもらえますー?」
「はぁ?!別にそんなつもりじゃ…!!」
「俺の事嫌いなんスかぁ…?」
「ち、違ぇよ?!っ〜あぁ、もう!!」
「あははっ!」
和っちとも仲直り出来たし、前より親密になれた気がする。
最初どうなるかと思ったけど何も無くて良かった。
大我っちも最初何だコイツって思ってたけど何気に良い人そうだし、この先もずっとこの幸せが続きますように…
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作者名:藍風 紅(アイカゼ ベニ) | 作成日時:2020年6月13日 15時