全ては君でした ．【Ryo.Hashimoto】

All you ５ ． ページ6

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私なんかを教えるより


井上も嬉しいに決まってるから 。







「 でも 、

舞花もこうみえて

勉強抜けてたりするんだよ！ 」


「 だって 、難しいんだもん ！ 」





ほら、 さっきの顔とは一転して


笑ってるでしょ 。





って 、あれ




自分こんなひにくれてたっけ …、笑








「 へえ 〜 、


舞花ちゃん 得意かと思ってた ！」


「 俺も 。

知的そうな顔してるしね 。 」






嘘 、


そんな出来ないことないからね 。




やった分できるのが舞花だもん 、




でも 、


少しでも距離が縮まるなら


私は嘘だってつける人だから 。




「 だから 、ほら井上 。



教えたくてうずうずするでしょ笑 」




舞花がもしいなかったら、





今頃いつ教えてもらえるのか




約束できてたのかな。







「 確かに 。



素直だし 、しごきがいがありそう 。 」






「 ほんと ｯ ！ 助かる ！ 」





わたしだって


素直な女の子になりたかったな。




こんなに可愛く喜べる女の子 。








「 空いてる日調節しよう ？ 」



「 うん ！



私は瑞稀くんに合わせれるから ！ 」



「 そっか 。助かる 。 」








は ｯ … 、



胸が苦しいや 。









「 俺に合わせれるなら助かる 。」



「 やっぱ 、


素直じゃないやつの方が時間がかかるし


早めに取り掛かりたいしね 。 」





「 お前の自由はないと思えよ 。



A , 」









．









前言撤回






．









素直じゃなくて 良かった 。









．









．









．









「 もう少しで部活落ち着くから 。」


「 スパルタこわ 〜 。 」


「 じゃあ 、欠点お疲れ 。 」


「 楽しみだね ！井上 !!! 」







．









．









．







































「 俺も勉強出来てればよかったな 、


… なんて 、馬鹿かな〜 、俺 。 」

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