得体23 ページ25
フ「そうだな〜、まぁ詳しく説明すると」
ク「うん」
フ「激しく忙しくなるよ！」
ク「…もういいよ」
フ「ふふ。ま…あんまり知ると君が上位始祖に捕まった時に拷問されちゃうから」
ク「あれ、珍しい。ぼくに気をつかってくれるの？」
フ「なんせ僕の愛しい息子だからねぇ」
ク「何が愛しいだよ。君が僕を無理矢理吸血鬼にしたこと…この800年間ずっと恨んでるよ」
フ「またまた〜」
ク「おまけに君は君じゃなくわざわざ他人の血を僕に飲ませた。あれ、誰の血だっけ」
フ「覚えてないなぁ。確か犬の血だったような。ワンって言ってごらん」
ク「…斉藤と言ったか。君の主なんだろ？」
フ「なんだ、覚えてたのか」
ク「つまり僕らは兄弟だ。なのに僕は父も知らず兄が何を考えているのかもわからない。着物目的は親への復讐かい？」
フ「〜♪」
ク「…教えてくれないと、僕の復讐相手は君になるよ」
フ「ふふ。やるならすごい復讐にしてよ」
ク「…まったく」
そして、バスが急にブレーキをかけた。これが、クローリーにとって復讐のつもりだったらしい。
貴「これは予想外だったなぁ…」
その時彼女は、"また"新しいおもちゃを見つけたように笑っていた。
すると、
レ「フェリド・バートリー!!なぜで迎えに来ない！！」
貴「…はは、意識高い子君かよ。……くずが」
優「え！？誰お前！？ずっといたのか…！？」
貴「うん、よろしくね。百夜優一郎君♪」
ミ「君も、フェリドと同じ類か」
貴「あいつと一緒にしないでほしいなぁ〜」
ミ「階級は？」
貴「……第七位♪」
皆「なっ！？？」
貴「まぁまぁ、ほら、見てるといいよ」
そして、フェリドの心臓が抜かれ、戻された後、君月しほうの血を飲んだ後、ま足りないと言っていたため。
貴「ほしいのか？」
僕は人間の血が入った血を出した。
フ「あは♪まさか、ここまで？」
貴「そうだね…と言ったら？」
フ「もらうよ〜」
貴「好きにしろ」
その間にウルドとレストはリーグに会いに行っていったようで、フェリドも言ったらしいが、レストに襟をつかまれながら戻ってきた。
貴「はは、こっちに向けて手を振るなよ」
レ「…お前は？」
貴「……。これだから、アホは…」
レ「今僕のことを阿保といったか！？」
貴「あッはは！！……で？予想通りだけど一応聞くよ。ウルドどれくらい情報が見つかったんだい？」
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作者名：黒銀 | 作成日時：2022年1月31日 22時
