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第3話「四聖襲来」その5 ページ16

A「太公望様!これは一体……?」

移動したAは、すぐに太公望の元へと向かう。

太公望「おぉ、Aに………その、乗っているのは?」

A「ああ。雲母です。」

太公望「………と、とりあえず、お主たちは無事なのだな。」

A「はい。他のみんなは飲み込まれちゃって………。」

武吉「ぼく、みんなを助けます!!!」

太公望「助けるっておぬし、この激流では…。」

武吉「大丈夫です‼︎ライフガードのバイトをやってましたっ!!!」

それだけを言い残し、激しい激流を物ともせず、武吉は泳いで行ってしまった……。


その頃、上空ではーーー

哪吒「…………。」

天祥「みんな死んじゃったのかな…?どうしよう哪吒にーちゃん…。」

津波の被害を逃れていた天祥と哪吒は、下の様子を見ていた。

哪吒「…………。この水は…まさか宝貝?…………む!?」

何かに気づいた哪吒が、そちらの方向を見るとーーー



王魔「フッ………。何人か残ったか?」

ーーー四人の男たちが、不敵な笑みを浮かべながらそれぞれの岩山に立っていた。


哪吒「…………手応えがありそうだ。」

太公望「待て哪吒!!!」

哪吒「!」

太公望「ここはわしがやる!!」

そう言ってでしゃばってきたのは、太公望だ。

哪吒「だまれ。おまえは引っ込んでろ!」

太公望「かかか。天祥をおんぶしたまま戦うのか!?」

哪吒「…………。」

太公望「ここはわしに任せろ!!どうやら皆も見ておるし…」

遠くの方では、皆を無事に助け出した武吉が、大きく手を振っていた。

太公望「いい機会だ。わしの強さをとくと見せつけてくれようぞ!!」





A「…………さてさて。…………普賢たん、貴方の大切なお友達の太公望様が、一体どれほどの男なのか、見せてもらうねーーー」



ーーーそれぞれの決意を胸に、今。

対四聖戦、スタート!



第3話、終わり

第4話「太公望VS高友乾〜逃げるが勝ち〜」その1→←第3話「四聖襲来」その4



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設定タグ:封神演義 , ジャンプ , 天化
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信乃(プロフ) - 封神演義いいですよね!楊戩とかカッコいいし、天化もいい!更新ファイトデス (2017年5月21日 17時) (レス) id: 7cad6b70e5 (このIDを非表示/違反報告)
風蛍月(プロフ) - 真ちゃんなう!さん» コメありがとうございます! すみません、最近更新するの忘れてました← なるべく頑張ります! (2015年8月12日 15時) (レス) id: 4620f76b51 (このIDを非表示/違反報告)
真ちゃんなう!(プロフ) - この小説好きです!更新頑張ってください!! (2015年8月12日 14時) (レス) id: 883ad8778b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風蛍月 | 作成日時:2014年7月28日 20時

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