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改めて私は自分勝手な奴だ。
迷惑になるからと、勝手に距離を置いて、
そうかと思えば離れないでなんて。
自分の我儘さに恥ずかしくなる。
もし、もし�霤弔気鵑�アイドルじゃなくて一般の人だったら、こんな風に見えないけど分厚い壁なんかも無くて、
毎日こうやって手を繋いで帰れてたのかな。
��｢Aさん…？｣
『は、はいっ』
��｢あ、良かった、ぼーっとしてたから、｣
ふふふっと優しく笑う�霤弔気鵑呂發Α∋笋任發茲�分からないくらい、素敵で可愛くて。
大好きで。
1歩、1歩とこの道を一緒に歩く度にその想いは強くなる。
もう止められなくなっているのかもしれない。
『あ、家、ここです』
��｢え、あそうなんや、うん、そっか…｣
『わざわざ家まで送って頂いてありがとうございました』
��｢ええんよ、女の子を1人で夜道歩かせるわけにも行かへんやろ？｣
家に着いたというのに、�霤弔気鵑麓蠅鯲イ気覆ぁ�
私も、離さない。いや、離せない。
離したら、�霤弔気鵑六簔�が今歩いてきた道をもう一度、戻っていってしまう。
魔法は解けてしまう。
それでも離さなければ行けない。
分かってるのに。
風｢え、｣
『あ、風雅くんおかえり』
��｢え？え、一緒のマンションなん？｣
風｢え、いや、その手はそういう事なん？｣
��｢あ、いや、これは、その…｣
それぞれがそれぞれの目の前の状況を整理しきれないカオスな状況。
風｢一緒マンションっていうか…部屋？｣
��｢へ、部屋っ！？｣
『風雅くんそれは、語弊がっ』
風｢いや、そっちこそ手繋いでるって事は、｣
何も言えずに目を合わせる私達。
慌てたように口を開く�霤弔気鵝�
��｢ほんっまに、なんもないから｣
｢まだ…｣と呟いたの、私知ってますよ。
期待していいですか。
大好きです。好きでいさせてください。
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作者名：花音 | 作成日時：2021年6月6日 15時
