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04/夕日と雲 ページ4
夕日をみて、なぜか一ノ瀬くんが脳裏に浮かぶ。
一ノ瀬くんは夕日...か。
なら私はどうなんだろう。
夕日を照らす光になりたいけど、
一ノ瀬くんにとって私は一ノ瀬くんを隠す雲なのかな。いつも私は一ノ瀬くんにくっついてるから。
あぁ、そろそろ一ノ瀬くんと別れる時間だ...今日も、変わらない１日だった。
「あ、もう家か。じゃ、また明日ー」
別れ際にニコッって、しかも夕日をバックに、あれはズルい...
学校でもそんな感じにしてたら誰でも心射たれるよ、...
夕日が沈んで夜になった。私達の関係みたいだね、
いつか、思いを伝えられずに自然消滅するっていうね。
大学は違うからな...ほとんどの確率で自然消滅しちゃうかもね
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