第38話 目障り ページ40
貴) だっる。なんで新選組のファンのふりして
雷舞みないといけねぇんだよ…。
しかも、見ても吐き気のするような服だな、おい。
おまけに可愛らしいリボンまでつけられて…。
あ”ークソ甘い、気持ち悪い、ファンうるさい
俺の中の嫌な要素が全部揃いやがった。
近藤に頭を下げられたし…仕方ねぇ。
貴) やってやるか。嫌だけど。
しばらくすると、会場が暗くなり土方や沖田が出てきた。あいっかわらず作り笑顔上手いな沖田の奴。どうやったらあんなに笑えるのかわからんな。俺は絶対無理。そこは尊敬するわ。
沖田) 誠の旗を信じてるー？
土方) 集え！この旗の元に‼︎
何時ものあの台詞をファンに向かって言う。
正直飽きた。
そこから意味のわからない事言って、歌い始めた。
貴) つまらねぇ…。面白くねぇ…。
帰りたい…。龍馬達と話したい…。
それが今の俺の思いだ。
ファンは動きまくっているが、俺は棒立ち。
そんな俺を見てあるファンが言った。
ファン) ちょっと、アンタ。
何突っ立ってんのよ、アンタみたいなやつは目障りだから出て行きなさいよ。
後ろからもそれに賛成するかのように声が聞こえた。
ファン) ちょっと聞いてるの⁈
アンタ、新選組好きならちゃんと応援しなさいよ‼︎
あーうるさい。だから女は嫌いなんだよ。
こーゆー類いのやつは特に。
辺りを見渡すと化粧に頼ったブスしかいねぇ
香水のにおいもする。うげ…気持ち悪っ。
それからも、舌打ちしたりわざとぶつかったりするバカな奴等がいたので、俺は放っておいた
一々面倒だからな。
雷舞が終わりとりあえず外に出ると、さっき俺に何か言ってた奴らが現れた。
ファン) ちょっといいかしら。
そういって路地裏に連れて行かれた。
昼なのに薄暗い。よくあるあれか？なんて考えながらそいつ等について行った。
一方新選組。
近藤) 遅いな…。すぐに来いと言ってあるんだがな。トシ…はいないか、総司…
沖田) 嫌です。あんな奴…知りませんよ。
近藤) しかしなぁ…Aが居ないと話が進まないんだ。
沖田) いくら近藤さんの頼みでも今回は嫌です
近藤は頬を掻いた。土方不在ではもしかしたら、沖田が何か仕出かすかもしれない。
腕を組んでどうするべきか考えていると、ため息をついた沖田が、迎えに行って来ると言って控え室を出て行った。
近藤) 何かに巻き込まれていない事を願う。
沖田) どうせ、あの煩い人たちの相手されてるかな。
第39話 ただの知り合い −沖田side−→←第37話 斬ってみろよ。
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東雲大我(プロフ) - 優トさん» 今頃返信するのもアレですがありがとうございます！応援ありがとうございます。ですが、アニメが終わったらこの話も終わってしまいます…。最後まで読んでくださいお願いします！返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 (2014年9月14日 23時) (
レス) id: 4afe591b64 (このIDを非表示/違反報告)
優ト - 初めまして、です、、えっと、、神です。すっっっっごく面白いです。ぜひ、応援させてください。 (2014年8月27日 21時) (レス) id: 3b32eddb2e (このIDを非表示/違反報告)
ペンペン - 幕末Rockの夢小説、すごく面白いです。はやく、主人公に心を開いた沖田さんをみてみたいです！ほかのキャラとのからみも楽しみにしています。これからの更新、楽しみにしています！！ (2014年8月8日 23時) (レス) id: d79f674a7e (このIDを非表示/違反報告)
紫音遥果(プロフ) - 設定画、カッコいいです！ (2014年8月1日 17時) (レス) id: 0a87cf9cb0 (このIDを非表示/違反報告)
ケチャラ13 - 桂小太郎・・・もしかして、銀魂お好きなんですか？ (2014年7月31日 11時) (レス) id: 0616e3ab83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲大我 | 作成日時：2014年7月29日 10時
