お仕事 ページ3
今日はとある乙女ゲームの収録。もともとはヒロイン喋らないけどリメイクで話すことになって私が声をあてることになった
はぁ ....乙女ゲーのヒロインだし....批判が凄そうだな....
そう思いながらついTwitterを見てしまった
@___
ヒロイン声つくのか〜....でもしーちゃんでめっちゃめっちゃ嬉しい！
@___
ああああああぁぁぁあーちゃんでよかった(´；ω；｀)
@___
椎名A...！？！？私の声帯まじでどうなってるの！？！？
@__
うぅううん反対派だなー.....あーちゃん大好きだけど....
@___
そもそも声がつかないゲームなのに付ける理由がわからない。
「デスヨネー.....」
まあそうだとは思ってた。私も声優になる前乙女ゲーとやってたときはそう思った事だってある。
でもできることはしたい。それが私のモットー
「いっちょ頑張りますかー....」
そうつぶやきながら背伸びをしたら
おはよう!A!
爽やかな声で私の名前を呼んだ主は
「信長！おはよ」
島��「うん！おはよー！A来るのはやいね！」
無邪気な笑顔で私に話し掛けてくれる。
「信長もじゃん？お互いさん」
私も少し微笑んで笑顔を返す
島��「えへへ....なんかはやく来ようって思って」
「いいじゃん」
そう会話をしていると、私のスマホが鳴った
『ごめん！！！監督さんがAの収録をはやめに始めたいって言ってるから来てもらってもいい？』
『りょーかーい。』
マネージャーに返信をし、信長のほうを振り返る
「ごめん信長。収録入った。また後でね」
島��「あ！そっか！頑張ってね！」
「ありがと」
そう言って私は台本を抱え歩き出した
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作者名：麗々 | 作成日時：2019年10月4日 1時
