これは夢か、現実か。2《REBORN》《ヒロアカ》 (ページ1)

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ねぇ、ページ1

朝起きて、ご飯を食べて。
制服というものに着替えて、目の前の学校へ移動する。

長い授業を終えて、また目の前の家に帰って。
服を着替えて、夜ご飯を食べて、お風呂に入って、歯を磨いて、寝る。

そんな日々を、いったい何回繰り返しただろう。

まだ大した日数経ってない。
わかってる。
潜入なんて2年3年の長期は当たり前で、こんなのまだ序章も終わってないくらいの期間しか経ってないのだ。
わかってる、わかってるんだ。

でも。

『、、、ボス、』

『ルッス、ベル、マーモン、フラン、レヴィ、』

『スクアー、ロ、』

でも、不安なのだ。
1人だってジャングルだって生きていけるはずなのに。

暗殺者の群れの中でだって生きていけるはずなのに、生きてきたはずなのに。

なのに、こんなにも毎日毎日不安で仕方ない。
いつになったら帰れるの。
どこに行けば帰る手段を見つけられるの。

私はいつまで、こんな偽りの世界で生きなければならないの。

当たり前のように言葉にされる平和って音も、当たり前のように仲間に入れてくるあの甘ちゃんな奴らも、もううんざりなの。

ねぇ、ねぇ、

『帰りたい。会いたい。会いたいのよ、』

お願い私をあの楽園へ、帰して。