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過去編 12話 ページ36
笠峰「来たか……って顔色悪いぞ…大丈夫か？」
「大丈夫です。すこし寝不足で」
笠峰さん残っていない所へ行けば顔色が悪い
そう言われた。
そりゃそうだ。気分悪いんだから
ずっと吐き気が収まらない。
また、今からしなくちゃならない
そう考えるとどうしても気分が悪くなる。
でも、やらなくちゃここでは生きてはいけない。
だから、「寝不足」そう嘘をついた。
笠峰「そうか……ムリするなよ」
案の定、嘘を信じた。
この人はそういう人。自分さえよければいい
他人のことなど見ていない。
私は、この人のせいで人を信じることが
怖くなった。
男の人が嫌いになった。
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作者名：moca^^* | 作成日時：2019年10月17日 15時
