続！ご近所おさんぽデート�� -約束のお花見- ページ11
＊＊＊
お弁当を食べ終わって、
公園を彩る桜の木々をふたりで眺める。
１年に１度だけ、たった２週間ほどしか
見ることのできない景色。
私はふと、地面に落ちている桜の花を手にとってしみじみと眺めた。
｢桜っておいしいよね｣
｢あはは、何言ってるの？食べちゃダメだよ｣
｢この前食べたさくら味のソフトクリーム、
すごくおいしかったなぁ〜｣
｢ああ、さくら味のこと？なんかAはそのへんの花とか拾って食べそうで心配になるよ…｣
｢え〜さすがにそんなことしないよ！
………ふゎぁ……なんかお腹いっぱいで
眠くなってきちゃった…｣
私は大きなあくびをして、
ゆうたくんにもたれかかった。
｢もう、Aはマイペースだなあ…？｣
そう言いながらも、
ゆうたくんは私の髪を優しく撫でてくれた。
今日は天気もよく、
暖かい春の陽射しの下でうとうとしていると、
急にゆうたくんが悲鳴をあげた。
｢う、うわあぁぁぁぁ！？む、む、虫…っ｣
｢えっどこ！？｣
驚いて目をあけた途端、飛んできた虫を避けたのだろう、ゆうたくんがものすごい勢いでこちらへ飛びついてきた。
｢きゃ…｣
支えきれずに、そのままシートの上に押し倒されてなんだかそうゆう感じの図になってしまった。
｢あ…！ご、ごめんね！？｣
続！ご近所おさんぽデート�� -約束のお花見-→←続！ご近所おさんぽデート�� -約束のお花見-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蜜月ミルクティ(プロフ) - POILYさん» あああありがとうございます…(；▽；)そう言っていただけてとても嬉しいです…。少しだけ更新しました！続きもがんばりますっ(＾＾)ﾉ (2016年3月17日 23時) (
レス) id: 15042f3132 (このIDを非表示/違反報告)
POILY - ゆうたくんが可愛すぎて何度も悶え死にました…！更新心より楽しみにしています！！ (2016年3月16日 19時) (レス) id: 1801342b0d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蜜月ミルクティ | 作成日時：2016年3月14日 23時
