第２章 ページ25
智サイド
ふふ、今日は翔の誕生日。
プレゼント喜んでくれるのかな？翔は今日偶然休みだし、１日中暇みたい。
僕もせっかくオフとったし。久しぶりに一緒にどっかドライブでも行こっかな〜。
何しよっかな…やっぱりここは翔に聞かないとね。
そんなこと考えてると、ちょうどいいタイミングで翔がノックして入ってくる。
翔：「智にぃ、雅紀って今日部活だっけ？」
智：「ん、そうだけど。なんで？」
翔はいじけたように口を尖らす。
翔：「誕生日くらいちょっとでも一緒に居たかったのに。」
あ、寂しいんだ。
ふふふ、なんかこんな翔見るの貴重だ！
ボソッと僕に聞こえないように言ってるけど、僕には全て聞こえてますよ〜。
智：「も〜！僕、翔の目の前にいるんだけど！」
僕はいつものようにフニャッと笑って、立ち上がる。
智：「あれ、翔またイケメンになったんじゃない？」
それは本当だ。もともとイケメンだった顔が、もっと輝いて見える。
翔：「/////は、はぁ？なんだよ、それ？...って言うか智にぃなんか今日妙に上機嫌だよな。気持ち悪いくらい。」
あれ？そうかな？でもまぁ、翔と丸一日一緒だなんて滅多にないことだしな。
今日１日が楽しみで仕方ないや。
智：「翔、今日何したい？ドライブ行く？あ、釣り行く？」
僕は張り切って言う。翔はふふっと笑う。
「ハハハっ(笑)智にぃなんか子供っぽいぞ。いつもずっと眠たそうなのに。」
なんだかんだ言い合って、僕たちは渋谷に行くことにした。なんで渋谷？って思ったけど、まあどこでもいいや。
翔と一緒なら♡
↑(//////やめろ、智にぃ！そんなこと言われたら、俺の心臓がもたない！by翔)
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作者名：花凛 | 作成日時：2019年5月9日 15時
