ツンデレ孝支。 ページ40
A「………2人ともミスがつまらなさすぎだねぇー……不合格すんなら、もーちょい楽しいミスしてきて欲しかったなぁー……」
日向＆影山「…………………」
西谷「そうだぞ日向。」
田中「その通りだ影山。」
先輩二人は赤点ギリのクセに偉そうなこと言わないで。
あぁ……
でも別に残念とは思ってないよ。
二人が赤点取ろうが取らまいが私は合宿行けるんだしさ。
そもそも翔陽も飛雄くんも本当に勉強の成果が出てないわけじゃないから。
でも…。
これじゃあ合宿にいけない…。
すると、田中先輩は私の心を読んだように頷いた。
田中「ああ、そのことなら任せろ。」
合宿当日。
A「…ということで、2人は安心して補修受けてって。」
日向「おう！」
影山「アザッス！」
二人に田中先輩のオネーさんが来てくれることを伝えると、2人は安堵の息を吐き、快く承知してくれた。
#バス車内。
谷地「なんか、日向と影山君いないと静かだね。」
A「ね。」
仁花ちゃんの言う通り、バスの中はしんとしていた。
まあ二人が元気の発起点ってのはよく分かる。
A「大丈夫だよ。あの二人ならきっとくるからさ。そしたら孝支たちも元気出るって。」
谷地「だね。」
##〜
東京
黒尾「あ。」
A「あ。」
この人の存在を……スッカリ忘れてた。
黒尾「Aちゃん、俺の名は……？」
A「黒尾鉄朗さん。」
すると、めっちゃ抱き締められた。
無性に良い匂いがするが、それを気にしたら変態だ。
A「おえ。苦し。」
黒尾「よがっだぁぁ！忘れてない…！」
いで、いでで。
すると、誰かに思いっきり足を蹴られた。
A「いいったぁっ！！孝支！？」
私は、自分のあしを思いっきり蹴った犯人を叫び、睨んだ。
菅原「こっち来いバカ」
と、孝支は私の手を取ると、ズカズカ行ってしまった。
黒尾さんのポカンとして、それでいてニヤニヤしている表情がいやに頭に残った。
黒尾「あらあら菅原くん嫉妬ー？」
夜久「ブフッ、アイツらしいな。ツンツンして。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
新たなお話作りました！
ぜひ読んでくれ！
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/HomeIshii1/
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